奥州小紋・竺仙浴衣 1

今回から、竺仙さんの浴衣をご紹介します

竺仙さんは自他共に認める日本一の浴衣メーカーで、昔ながらの技法で本染めの浴衣を作られています
一方で浴衣以外にも、現在数少ない熟練した職人さんたちが染める江戸小紋、本糊を使った東京友禅染め、知念貞夫さんらによる本場琉球紅型など、絹のきものや染め帯などもとても充実しています

竺仙さんのホームページ  竺仙

今回は、奥州小紋のご紹介です
生地は、かつて東北地方で織られていた織物を模した、薄茶色の糸を織り込んだ綿生地が使われています
1反約12mの生地を、長さ約7mの樅(もみ)の一枚板に表から裏に回すように張り付け、模様の彫られた型紙を使って全体に糊を置きます
板から外し丁寧に乾かしてから、次に染め工場にピンと張り渡して刷毛で引き染めします
その後蒸して色を定着させて、糊を洗い落として乾かせば完成です
正絹の高級小紋と同じような手間がかけられているわけです
竺仙さん専用の染屋さんで、年間に2.000反が生産されています

奥州小紋は浴衣としてもお召しいただけるのですが、麻や綿の長襦袢を重ねて名古屋帯を合わせれば、外出着としてお召しいただけるのも魅力です
普通白で抜ける部分が薄茶色になるので少し地味目になるのですが、その分大胆な模様をお選びいただいて、夏のおしゃれをお楽しみください
透け感のない綿生地ですので、6月中旬から9月中旬までお召しいただけます


c0211492_959414.jpg奥州小紋・竺仙浴衣 1

大胆な桔梗(ききょう)の中に、秋草の菊と萩が染められています
桔梗の花弁の先には濃紺色が、そして菊の花芯には錆朱色が挿されています
平坦になりがちな模様に変化を持たせるための、心憎い演出ですね
バックには桔梗の小花を配して、奥行きを出しています
奥州小紋の中では、比較的に薄茶地部分が多いお品です
幅広い年代でお召しいただけると思います
価格55.650円(表地価格53.000円)




















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きものサロンまるよ
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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-05-22 12:18 | 綿・麻
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