長板中形・竺仙浴衣


今回は、竺仙さんの長板中形(ながいたちゅうがた)をご紹介いたします

竺仙浴衣の中でも本格派といわれるのが長板中形です
江戸時代から続く浴衣染めの伝統技法で、主な特徴は生地の表と裏の両面に糊を置くことと、本藍で染められていることです
現在竺仙浴衣の中で本藍染めのものはこの長板中形と麻の藍染め小紋のみで、その他の浴衣はお手入れの簡単な科学染料が使われています
名称の由来は、小紋に較べて模様が大きいことから中形と呼ばれているようです

現在は八王子市の野口さんの染め工場で、年産200反ほどが染められています
型糊置きに使う糊も手作りで、藍甕で本藍を建てるのも自前でされています
7mの板に表から裏に回りこむように生地を張り、型を送りながら一度目の糊を置きます
乾燥してから板からはがし、生地を裏返して再び板に張り、裏側からも同じ型紙で同じ文様を糊置きします
表と寸分のずれもないように糊をおくには、長い経験に裏付けられた勘が頼りだそうです
その後、三段階の濃度の藍甕に順番に浸して、濃い藍色に染め上げます
そうすることによって、白い文様を際立たせることができるのです

天然染料の本藍は、染め上がりの段階では糸の芯まで染まりきれていずに不安定な状態です
染め上がり商品になっからも、空気に触れることで酸化が進み、染色具合が変化するのです
欲をいえば、1~2年ほど空気にふれさせてからお仕立ていただくと良いのですが・・・

竺仙さんのホームページ  竺仙


c0211492_16253956.jpg長板中形・竺仙浴衣 1

段絽に織られた綿生地に、秋草が染め抜かれています
反物を開くと、藍染め独特の香りがします
染める手間を考えると、竺仙さんの浴衣の中で最も贅沢なお品ということができます
本藍染めは藍止め加工を施しても、最初のうちは色移りがあるので、白地の帯ではなく地色のある帯をお締めいただくようお願いいたします

竺仙さんの浴衣の端末には、そのお品の説明とクリーニングの際の注意書きが載せられた紙が張られています
染めによって洗い方にも若干の違いがありますので、必ずご確認ください
価格68.250円(表地価格65.000円)












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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-06-01 17:00 | 綿・麻
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