首里花織・半幅帯 1


今回は、高級浴衣に合わせていただく半幅帯をご紹介いたします
「竺仙さんの高級浴衣には、どのような半幅帯を合わせたら良いのですか?」とのお問い合わせをいただきましたので・・・

ひとくちに半幅帯といっても、素材・文様・色使いで様々なものがあります
最もポピュラーな半幅帯は正絹の単衣の博多帯ですが、最近では綿や麻やポリエステルといった様々な素材のものが
お求め易い価格で作られています
最近多いプリントものの浴衣には綿やポリエステルの半幅帯も良いと思いますが
竺仙さんの奥州小紋・紅梅浴衣などは、生地の質感や染めの質を考えて
浴衣に負けない存在感のあるもので、しっかりした締め心地のものをお薦めしたいと思います

今回は、沖縄県の琉球織物の中から首里(しゅり)の織物の半幅帯をご紹介いたします

琉球王府の置かれた首里の織物は、約500年にわたり琉球王府時代の首都・首里を中心とする地域で育まれ
現代に伝えられてきた伝統的なものです
永い歴史の中で、中国や東南アジア諸国等の影響をうけながらも独自の発達をとげ
その高度な技術による優れた意匠の織物は、主に貴族・士族の衣服として着用されました
その織手は、ほとんどが士族の妻やその娘たちで、彼女たちの誇りある手仕事の一つであったといわれています

首里織は、首里花織、花倉織、絽織、道頓織(ロートン)織、手縞、綾の中、諸取切の7種類を中心に受け継がれています
首里の織物は、一つの地域に伝承される染色技法としては、その多様性と洗練度において他に類例を見ない特徴を持っているといわれています
その特徴は
   首里花織  経浮花織、緯浮花織、両面浮花織(首里のみ)、手花織の4つの技法があります
   花倉織   花織と絽織の技法をあわせた沖縄の織物で最高位の織物です
   絽 織   経糸をねじって緯糸を織込み、網の目のように仕上げる織物です
   道頓織   緯糸間隔をつめ、経糸を浮かし経縞のように交互に織られたものです(素材は絹、木綿、苧麻などを混合)
   手 縞    大胆な格子の間に絣模様を織込んだ文様です(首里絣)
   綾の中   (アヤンナーカー) 綾とは縞のことで、縞の中に絣を織込んだ文様です(首里絣)
   諸取切   (ムルドゥッチリ) 総絣のことで、地方ではクジリゴーシとも呼ばれる代表的な絣文様です(首里絣)

という具合です

今回は、その中から『首里花織』(しゅりはなおり)の半幅帯をご紹介いたします   


c0211492_1712632.jpg首里花織・半幅帯 1

首里花織の中でも、奥の3点が緯浮花織の技法で、手前の1点が経浮花織の技法で織られたものです
お若い方向きの色揃えです
お締めいただいた時に緩まない、厚地のざっくりとした質感が魅力です
もちろん、どのような浴衣にも合わせていただけます
草花模様など全体模様の浴衣には、このような格子や縞模様・無地感覚の帯の組合せがお薦めです
また夏以外の季節に、紬のきものなどの普段着にも合わせていただけます
素材は綿100%
価格27.300円
(表地価格26.000円)



















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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-06-11 18:09 | 綿・麻
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