本藍染め 麻の名古屋帯


今回は、夏のおしゃれ名古屋帯をご紹介します

麻で格子模様が織られた、ざっくりとした質感の名古屋帯です
紺や青の麻糸は、徳島の川口長蔵さんによる本藍染めのもが使われています
川口さんは、国選定の現代の名工に選ばれた古庄紀治さんが代表を務める「天然藍匠同人」に属され、江戸時代から続く阿波藍の蒅「すくも」を用いた「天然灰汁発酵建て」という方法で染めた素材や作品を世に送り出しています

本藍染めの藍色は、水をくぐらせることによって余分な染料が取り除かれ、発色が冴えるといわれます
よって本来藍染めは、洗いを繰り返すことのできる綿や麻に適した染め方であるということができます
今回のお品は麻の織り帯ですから、織る段階で糊を含ませていて水に通すことはできませんが・・・

現在多くの本藍染めといわれるきものや帯が出回っています
科学染料に重ねて少しだけ藍染めされたものや、インディゴピュア(藍に分子構造が似た科学染料)で染められたものなど、およそ本藍染めとはいいがたいものも多く、お客様にとってたいへんお分かりにくい状況にあります
また、本藍染めの藍色は時間をかけ空気に触れることによって変化するものですから、私共呉服屋にとってはとても気を使うお品のひとつです
無地場の多いきものなどは1~2年じっくりと色を落ち着かせてから仕立てた方が良い場合もありますので、呉服屋さんとよくご相談いただけたらと思います


c0211492_952414.jpg本藍染め 麻の名古屋帯

単衣や夏の紬、綿・麻のきもの、高級浴衣などに合わせていただくためにご用意した名古屋帯です
手先1尺とお太鼓をかがる、夏仕立で仕上げます
幾何学模様である格子模様は、曲線の多い草花模様などのきものに合わせやすく、重宝いただけると思います
麻の素材感と目に爽やかな藍色を、季節のおしゃれとしてお楽しみいただけたらと思います
価格68.250円(表地価格65.000円)






















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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-07-03 12:16 |
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