すくい織り名古屋帯(図案:徳田義三 制作:枡蔵順彦)
京都出張と地元・鯖江の夏祭りなどで、少し夏休みをいただいてしまいました
その間、たくさんのアクセスをいただきありがとうございました
また少しずつ、まるよ好みの新作をご紹介いたしますので、どうぞお楽しみください

6月下旬頃から、春先に発注した秋の新作が順次出来上がってまいりました
今回はその中から、徳田義三さんの図案による手織りの名古屋帯をご紹介いたします

徳田義三さんについては、5月3日のブログに紹介させていただきましたのでご参照ください ・・・・・ 『徳田義三さんのこと』

2005年放送のテレビ朝日の開局45周年記念ドラマ『古都』の衣装を、枡蔵さん夫妻とともに担当提供したことがあります
主役の上戸彩さんと高橋恵子さんの衣装を全てコーディネートしたのですが、そのラストシーンで上戸彩さんに着せた小紋が徳田さんの図案のものでした
上戸彩さん演ずる呉服問屋のひとり娘・千恵子が、生き別れた双子の苗子との再会・別れを経て商家の跡を継ぐと心に決めた朝に、その心情をきもの姿にも表現するというシーンで使いました
黒地の太しぼちりめんに、徳田さんらしい大胆な構図と色使いで欧風唐草が染められた小紋でした
その図案を所有している野口(野口安左衛門)さんの制作で、とても華やかなきものでした



c0211492_202951.jpgすくい織り名古屋帯(図案:徳田義三)

ペルシャ花紋と名づけられた、すくい織りの名古屋帯です
枡蔵順彦さん主宰の『夢訪庵』さんのもので、国内の手織りのお品です
本斜子(ほんななこ)織りの地でありながら、全体に細かな経(たて)よろけ模様が織り込まれ、花の部分はすくい織り、茎と葉の部分は少し透け感のある波織り、花の中心には銀糸の刺繍、という具合に様々な織りの趣向が凝らされています
ペルシャ花紋といっても、シルクロードを経て日本に伝わった文様化された欧風唐草ではなく、いかにも徳田さんらしい野趣あふれるデザインが、お召しになるかたの個性を演出してくれそうですね
お太鼓紋も腹紋もたっぷりと模様があり、すくい織りの帯としては豪華な印象です
色の帯芯を入れることによって、葉と茎の波織り部分にほのかに色を透かして見せることができ、その組合せを考えるのも楽しみのひとつですね
手先を半幅に折らずに、裏生地を当てて8寸幅の通しで開き仕立てにすると、前幅をお好みの幅に調整してお締めいただけるので便利です
紬や小紋などに合わせます








c0211492_3154329.jpg



















c0211492_3172976.jpg


















c0211492_3193466.jpg






















きものサロンまるよ
916-0026 福井県鯖江市本町2丁目1-20
TEL 0778-51-0236 FAX 0778-51-8384
Top▲ | by maruyo0236 | 2010-08-10 07:10 |
<< アップリケのおしゃれ名古屋帯(... | ページトップ | 夏の名古屋帯(織楽浅野)2 >>
"fall colors" Skin
by Animal Skin