名古屋帯の開き仕立て


お問合わせをいただきましたので、名古屋帯の開き仕立てについてお答えします

最近、背丈のある方やふくよかな体型の方に名古屋帯をお求めいただいた場合、開き仕立てをお薦めしています
前幅が狭いと体型が強調されてしまうことがあるからで、前幅を少し広めに着付けるだけで、落ち着いた印象の着こなしができるからです
とてもご好評をいただいていて、お手持ちの名古屋帯をすべて開き仕立てにされたお客様もいらっしゃるほどです

通常名古屋帯は、手先を半幅に折って仕立て上げます
半幅といっても、最近では4寸1分幅が多いようですが・・・
一方、開き仕立ての場合は、手先もお太鼓の幅のままで仕立てます
お締めになる時に、袋帯のように手先をお好みの幅に折って着付けることができます

九寸幅に織られた名古屋帯の場合は、両耳を縫い代として中に織り込んで芯を入れて、8寸2分幅に仕立てます
このとき、お太鼓の裏にはたれ先からの返しで裏生地があるのですが、手先の裏に当てる生地はないので、通常必要でない裏生地を別布で用意する必要があります
呉服屋さんによっては帯芯が見える形で仕立てるお店も多いようですが、やはり貧相な感じになりますので、まるよでは表地の色に合わせて裏生地(地厚の綿織物または絹の帯裏地)をご用意しています
薄色地の帯には白の裏生地を使いますが、濃色地の帯には地色の共薄色のものを使います
仕立て上がりを裏から見ると、写真のように額縁仕立てになります
仕立て屋さんにとっては、袋帯より手のかかる仕事です
加工代 開き仕立て代12.600円(帯芯を含む) 裏生地5.250円~6.300円

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きものサロンまるよ
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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-08-19 07:45 | お手入れ お直し
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