真糊京友禅染め 付け下げ (野口安左衛門)



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こげ茶地の裾にはグレーのぼかしが染められ、菊・藤・葵・菱が描かれています。
ぼかし染めがあるだけで、豪華な印象に仕上がっていますね。
生地は770gの浜ちりめんの一等品で、三眠蚕の糸で織られた変わり無地(一越ちりめん)です。

文様に挿されている彩度の高い古代紫・芥子・深緑は、いかにも野口さんらしい色の組み合わせで、落ち着いた地色の割に、華やかさを併せ持った秀作です。
糸目糊には昔ながらの真糊が使われ、色挿し、ぼかし染め、金彩加工、京縫いの刺繍など、どの仕事もとても丁寧に作り込まれています。
飽きのこない本格的な一枚をお探しの方には、お薦めのお品です

表地価格 480,000円
税込価格 518,400円








三眠蚕(さんみんさん)
普通蚕は卵から孵化して熟蚕になるまでに、4回の脱皮(四眠)経て糸を吐き繭を作ります。
三眠蚕は三眠で繭を作らせるため蚕も繭も若くて小さく、採れる糸も四眠蚕の3分の2程度の細さになります。
その結果として細い糸をたくさん使って生糸を作るので、糸の太さが均一で節が少なく、染め上がりの発色性の良さに定評があります。
留袖や訪問着などの礼装用として、四眠蚕の3倍の価格で取引される高価な糸です。


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