カテゴリ:帯( 55 )
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染め名古屋帯(吊り雛飾り)

今回は、染め名古屋帯のご紹介です

染めの名古屋帯は、小紋や紬などのおしゃれ着に合わせて個性を演出してくれる貴重なアイテムですね
昔から「織りのきものに染めの帯」といわれてきたように、まるよでは紬に合わせる帯としてお薦めしています
染めの方法も、京友禅染め・ローケツ染め・紅型などの型染め・金彩加工・墨絵などの手描き・刺繍など、様々な種類があります
きものでは冒険できない季節限定の模様を楽しむことができるのも、染め名古屋帯ならではの魅力ですね

今回の帯は、吊り雛飾りを手描きで染めた楽しいお品です
吊り雛飾りは、伊豆稲取の「雛のつるし飾り」、福岡県柳川市の「さげもん」、山形県酒田市の傘飾り「傘福」が有名で、主にひな壇飾りの両脇に飾るものです
この帯の吊り雛飾りは、京都の有名料亭に飾られていたものを見本にして染められたそうで、丹念な手描きの染めで仕上げられています


c0211492_9132619.jpg染め名古屋帯(吊り雛飾り)

生地は、しっかり重めの塩瀬羽二重です
灰梅(はいうめ)の地に、直接の筆描きで細やかな吊り雛飾りが描かれています
小さな模様の周りにはカチン染め(墨線)が施されていて、なかなか手の込んだお品です
紬や小紋、色無地のきものに合わせます
価格155.400円(本体価格148.000円)


4枚目の画像は、まるよのおかみが作った吊り雛飾りです
帯の模様とは違い、ボリュームたっぷりのものが最近の傾向です


















c0211492_9135314.jpgぼかし染めやカチン染めなど、
丁寧な仕事がされています

















c0211492_914169.jpg腹部分の模様です

















c0211492_1012495.jpgまるよのおかみは、25年来のちりめん細工ファンで、それが高じて今ではちりめん細工教室を開催してます
今年の3月には、誠市・ご縁市の開催日(第2日曜日)に合わせて、生徒さんたちの作品発表会を予定しています
会場は、ご近所の恵美写真館さんの洋館(国の登録文化財)と弊店を予定しています
詳細は後日お知らせいたしますのでお楽しみに・・・


ちりめん細工のブログを書いていますので、よろしければお訪ねください・・・・・『ちりめん細工教室』




























きものサロンまるよ
916-0026 福井県鯖江市本町2丁目1-20
TEL 0778-51-0236 FAX 0778-51-8384
Top▲ | by maruyo0236 | 2011-01-20 12:06 |
礼装用袋帯(帯屋捨松)
今回は、帯屋捨松さんの袋帯のご紹介です

黒地の帯は、薄い地色のきものに合わせるとコントラストがきいて、メリハリのあるコーディネートになります
通常礼装用の黒地の帯は、多色で華やかな模様のものが多いので、
模様に彩度の高い(色の濃い)色が使われている豪華な訪問着や振袖に合わせることになります
きものと帯のコーディネートは、きものの持ち味を損なわない組合せをすることがポイントです
グレイから黒にかけての色は無彩色なので、どのような地色のきものにも比較的合わせやすいのですが
模様の挿し色がパステルなどのソフトなトーンの訪問着などでは、帯の黒色に負けてしまうことがあります

一方この帯は、地色の黒と金色と白だけに色相を抑えてシンプルにまとめられていますので、
比較的幅広い範囲のきものに合わせていただけると思います

捨松さんのことは以前のブログでもご紹介していますので、ご参照ください・・・『帯屋捨松のこと』

捨松さんのホームページはこちらです・・・『帯屋捨松』
社長さんのブログには、手織りの模様やその準備の様子などが動画で紹介されています


c0211492_12315626.jpg箔織り袋帯(帯屋捨松)

6種類の平金糸や撚金糸が使われているようです
黒地の礼装用としてはシンプルな色使いで、捨松さんらしく少しエキゾティックな欧風花紋のデザインです
金が茶に近い色なので、ご年配の方なら日本の伝統色の色が使われた訪問着や付け下げに合わせていただけると安心ですね
一方若い世代の方なら、ライトグレイッシュなトーンにまとめたシンプルな付け下げなどに合わせて、豪華で個性的なスタイリッシュ・フォーマルをお楽しみいただけると思います
価格588.000円(本体価格560.000円)





















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Top▲ | by maruyo0236 | 2011-01-15 16:17 |
礼装用袋帯(増盛)


今回は、箔織りの袋帯をご紹介いたします

前々回の平金糸のご紹介をご覧いただいた方からご質問がありましたのでお答えいたします
ご質問の内容は、
「平金糸のうちで、裏が白いものは本金、裏も金色のものがアルミ蒸着とお聞きしたのですが、それでよろしいでしょうか?」というものでした

裏が金色の平金糸は、ポリエステルフィルムにアルミを蒸着させて色をつけたもの、またはそれに類したものだと思います
自動織機(古い言い方ですが・・)で織る場合に、価格が安いこと、強い張力に耐えられること、そして裏返って織り込んでも金が表に出てくれるという理由で、この糸が使われています

一方、裏が白いものが全て本金箔(または銀・白金)使いの平金糸かというと、そうとは言い切れないようです
和紙または洋紙に金以外の箔やフィルムを貼って作られた箔を、細く切って平糸にしたものも多くあるからです
ただこちらは、織りの途中で裏返ってしまうと本来金色の模様が白くなってしまうので、手機物(てばたもの)、もしくは職人さんがそばに付きっきりで織り上げる上等の織機物(しょっきもの)にしか使われません
総じて裏が白い平金糸が使われている帯は、上質のものとご判断いただいてよろしいかと思います
しかしながら、その中でも本金(または銀・白金)使いのものはごくごくわずかしかありません
本金と表示があっても、模様のごく一部にしか使われていないお品も、残念ながら多く見かけます
本金使いの平金糸はフィルムの平金糸の30倍以上の価格になるようで、以前なら西陣の糸屋さんにいつでもあった既成の本金糸は今では手に入らなくなり、誂えて作ってもらわなければならないようです
そのくらい使われる頻度が少なくなってしまったということですね
帯の品質と価格は専門家でも見分けが難しので、信頼のおける呉服店でお求めになることが最良だと思います

また、誤解を恐れずに申し上げますと、手機物でもデザイン構成上ポリフィルムの平金糸を使う場合もありますし、質の劣る手機物よりも綺麗に織られた素晴らしい織機物もありますから、一概に手織りが良くて織機は劣るとはいい難いのです
織りの組織も同様で、手織りでしか織れないものもあり、織機でしか織れないものもあるわけです
一般的に礼装用の袋帯は、手機物ならば45万円以上、織機物ならば数万円~40万円というのが一応の目安だと思います
もちろん例外もありますので、その点はご了承くださいね
お客様のお好みとご予算の範囲で、最良のお品をお選びいただけたらと願っています

今回は、京都西陣の帯専門問屋・増盛さんのオリジナルの礼装用袋帯です


c0211492_1505080.jpg礼装用袋帯(増盛)

金色の平金糸と撚金糸が織り込まれた、礼装用の袋帯です
模様は高台寺蒔絵を連想させる、図案化された草花文様です
礼装用といっても金糸をあまり表に出さずに織り上げてありますので、黒留袖以外の色留袖・訪問着・付け下げ・色無地に合わせます
礼装の範囲でも、照りを抑えた少し控えめなコーディネートにお使いいただけると思います
礼装用の袋帯といえば金地・銀地・白地が多いのですが、こちらは薄めの桔梗色(ききょういろ)の地色です
桔梗色の地は単色の無地ではなく、奥に平金糸が二重組織で織られていて、光や照明を捕らえてかすかに光ります
青から藤色にかけての色相のまとめられていますので、同じ寒色系やローズ系の挿し色を使ったお召し物によく合うと思います
絢爛豪華な多色使いではないところが、この帯の個性であり魅力です
価格378.000円(本体価格360.000円)










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Top▲ | by maruyo0236 | 2011-01-10 15:59 |
本金糸ねり巻き名古屋帯(枡蔵順彦・夢訪庵)
今回は、色無地や小紋に合わせていただくおしゃれな名古屋帯をご紹介いたします

箔糸(はくいと)には、平金糸(ひらきんし)と撚金糸(よりきんし)があることは以前にもご説明いたしました
本来の平金糸は、和紙に金箔・銀箔を漆で接着した箔紙を幅一寸あたり20~60 分割して裁断した平らな糸です
その平金糸を芯糸に巻きつけるように撚ったものが撚金糸です
撚金糸には、丸撚り(まるより)、たすき撚り 、蛇腹撚り(じゃばらより)など、巻き付け方によって様々な種類があります

現在では本金箔を使った糸は本当に珍しく、手織りで織られるごくごく限られたものにしか使われていません
本金の平金糸は高価なことに加えて切れやすいことから、手織りでしか織ることができない上質な帯にしか使われないわけです

近年は本金の箔の代わりに、ポリエステルの薄いフィルムにアルミニウムなどの金属を蒸着(じょうちゃく)させて色を付けた箔を作り、その箔を細く切った平金糸と、その派生品である撚金糸が多く使われています
ポリフィルムの箔糸は箔焼けなどの変質がなく、織機(しょっき)でも織ることができるという利点があります
昔ならば手織りでしか織れなかったためにとても高価だった引き箔(ひきばく)の帯が、糸作りや織機の技術の進歩によってお求め安い価格で出来上がることは、これはこれで素晴らしいことだと思います
実際に現在市場に出回っているほとんどの帯が、これらの箔糸を使って織られています
一方、本金箔使いの帯は極端に数が少なくとても高価です
一昨年から和装品にも成分表示が義務付けられていますので、参考にご覧いただければと思います

今回の名古屋帯には、本金の平金糸が使われています
素材の質、織りの組織、センス、織り手の技術によって帯の真価が問われるわけですが
その素材感と組織の面白さ、織りの技術など、シンプルながらも心を奪われる逸品だと思います
枡蔵順彦さんが主宰する「夢訪庵」のお品です


c0211492_152993.jpg本金糸ねり巻き名古屋帯

この帯の魅力は、緯糸(よこいと)に織り込まれた二種類の糸の組み合わせの妙ですね
一方は、この帯用に特別に誂えられた本金箔の平金糸
和紙に漆で貼られた照りを抑えた本金箔は、本来ならば豪華な礼装用の袋帯を連想させるもの
もう一方は、四国伊予で手引きされたねり巻き糸
手引きで紡ぐ段階でわざとに極端な太さの違いをつけた紬糸は、およそ礼装にはそぐわないと思われるもの
相容れないと思われる二種類の糸を組み合わせることによって、こんなにおしゃれな帯に仕上げてしまうセンスに脱帽です
薄く平らな糸と極端に立体的な糸、この二種類の糸をすき間なく交互に織り込んで一枚の布に仕上げるには、熟練した手織りの技術が必要です
緯糸を一本織り込む度に、丁寧にすき間を詰めているのでしょう
無地風なのですがとても存在感があり、私たち専門家から見るととても不思議な魅力のある帯です
季節も年齢も問わない、そのシンプルさも素敵です
箔使いなので、小紋や色無地に合わせます
お茶席などにもお薦めしたい一本です
価格172.800円(本体価格160.000円)








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Top▲ | by maruyo0236 | 2011-01-06 02:12 |
捻金地刺繍名古屋帯(枡蔵順彦・夢訪庵)
明日はクリスマスイブ・・・
ということで、今回は気軽なパーティー向きのコーディネートをご紹介いたします

結婚披露のパーティーなら、花を添える意味で華やかな訪問着をお召しいただきたいのですが
クリスマスパーティーや気軽な祝賀パーティーであれば、スタイリッシュなセミフォーマルがお薦めです
スタイリッシュ・フォーマルは、控えめながらも華やかさのある新しいインフォーマルのスタイルです
洋服をお召しの方々と同席されても、違和感を感じることなくきもののおしゃれをお楽しみいただけると思います
シンプル・モダンでエレガントが基本コンセプトです


c0211492_12282553.jpg〈きもの〉 シャルムーズ色無地

以前にもご紹介いたしました、ストライプの地紋を織り込んだシンプルでモダンな色無地です
まるよで一番人気の、色無地の定番です
ストライプは2.5mm幅で、照りのある部分とない部分で構成されています
色は日本の伝統色の黄味の水色ではなく、透明感のあるアイスブルーに染めました
実をいうと単衣用に染め出した色なのですが、パーティーなどの華やかなお席なら袷にしてお召しいただくのも素敵ですね
価格136.500円(本体価格130.000円)


〈帯〉 捻金地刺繍名古屋帯

経糸には生糸入り紬糸2本おきに1本の割合で銀の撚金糸が張られています
緯糸には手紡ぎの紬糸に銀の平箔を巻きつけた捻金糸が、波織りの技法で織り込まれています
緯の捻金糸は紬の素材感を損なわぬよう、疎に密に平箔が巻かれています
見るからに織り手の技量が問われる織り組織です
箔糸使いながら、ざっくりとした素材感が魅力です
お太鼓の模様はラフなデザインのシャンデリアで、京刺繍で縫われています
いかにもパーティー向きな、遊び心のある楽しい帯ですね
枡蔵順彦さんが主宰する『夢訪庵』のもので、京都での手織りのお品です
価格273.000円(本体価格260.000円)


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c0211492_1229910.jpg腹部分には、2種類の刺繍で星がちりばめられています























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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-12-23 07:45 |
金彩名古屋帯(雪の結晶模様)


今回は、季節のおしゃれ名古屋帯をご紹介いたします


これからの季節、クリスマスパーティーや新年パーティーなどに活躍してくれそうな、雪の結晶の模様をちりばめた名古屋帯です
12月上旬から3月上旬にかけてお締めいただきたい、すこし贅沢な季節限定のお品です
シンプル・モダンなコーディネートで、個性的なおしゃれをお楽しみいただけたらと思います


c0211492_18251698.jpg金彩名古屋帯

生地は地厚の塩瀬羽二重で、地色は紺がかった濃い目の鼠色です
金彩加工の技法で、様々な形の雪の結晶が型染めで染められています
画像ではお分かりにくいのですが、金彩は銀色と、少し金色寄りの銀色の、微妙に異なる2種類の色が使われています
二枚の型紙が使われているということですね
そうすることによって、模様に奥行きが出るわけです
金彩というとキラキラ光る印象ですが、照りを抑えた砂子(すなご:砂を蒔いたようなマットな質感)加工で仕上げられていますので、華やかというよりもシックな印象に仕上げっています
模様は帯全体に配されていて、たれ先だけに無地が出るようデザインされています
色無地や無地感覚の小紋などに合わせて、スタイリッシュなコーディネートをお楽しみいただけたらと思います
帯締め・帯揚げ・帯留めなど、個性的な小物合わせも楽しみですね
価格176.400円(本体価格168.000円)










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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-12-20 18:55 |
更紗文・名古屋帯

昨日で創業祭が終了いたしました
期間中多くのご来店をいただき、ありがとうございました
引き続き12月24日まで、和装小物2割~5割引の年末セール(Swit協賛企画)を開催しています
お正月用の、バッグ・草履・帯締め・帯揚げ・ショールなどがお買い得です
お近くにお越しの祭は、どうぞお気軽にご来店くださいませ


今回は、更紗模様の染め名古屋帯をご紹介いたします

更紗(さらさ)とは、一般的にはインド風の唐草・樹木・人物などの文様を手描きや蝋防染を用いて多色に染めた木綿製品を指します
更紗の起源とされるインド更紗は、赤・白・藍・緑などの地に華やか色彩で唐草文・樹木文・ペイズリー文・人物文・動物文などが染められています
インド以外の地域で製作されたものには、バティックの名で知られるジャワ更紗、洋花模様のペルシャ更紗、タイで作られるシャム更紗などがあります

日本には室町時代から近世初期にかけて渡来し、金襴(きんらん)・緞子(どんす)などの名物裂(めいぶつぎれ)とともに、「古渡り更紗」と呼ばれて茶人に珍重されました
その時代の日本の衣服は絹と麻が主流で、綿の栽培技術がなかった日本では江戸時代後期になりようやく更紗の模倣品が製作されるようになりました
天草更紗、長崎更紗、堺更紗、京更紗、江戸更紗などの和更紗がそれにあたります
その後多くの和更紗は明治時代に途絶えてしまうのですが、大正・昭和になって綿素材の日用品の模様として復活しました
異国情緒のある文様として帯やきものの絹製品に染められ始めたのは、昭和の中期になってからのようです
ここ数年、普段着としてきものをお召しになる多くの方に、更紗模様の小紋や帯が人気です
たまには格調のある古典文様から離れて、街着ならではの少しエキゾティックな更紗をお楽しみいただけたらと思います



c0211492_14363055.jpg更紗文・名古屋帯

生成りの紬地に、更紗文様が染められています
墨色の縁取りの線が型で染められ、葉や花の部分には空色からグレーにかけての3色が重ねられています
3色は、それぞれに用意された木版の型染めのようです
ペイズリー模様にも似た唐草模様で、日本の唐草模様に較べるとどこか異国情緒を感じさせ、不思議な印象がありますね
個性的なおしゃれをお楽しみいただけると思います
模様は、1丈2尺の帯全体に染められています
ご希望により、紬の裏生地をご用意して袋帯にお仕立てすることもできるわけです
季節を感じさせない模様なので、9月中旬から6月初旬までお締めいただけます
白地なので、きものの色を選ばない合わせやすさもこの帯の魅力ですね
紬や街着としての小紋に合わせて・・・
価格136.500円(表地価格130.000円)














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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-12-06 15:19 |
有職文様名古屋帯(北尾織物匠)
今回は、名古屋帯をご紹介いたします

数多い西陣の機屋の中でも、最も良質の帯を作る名門の一つにあげられる北尾織物匠の名古屋帯です
戦後の創業なので、それほど古い歴史があるわけではないのですが、袋帯を中心に柔らかい色使いの秀作を織られています
手織りから織機ものまで幅広い帯がありますが、そのしなやかさや質の良さで、呉服専門店からの評価の高い機屋さんです
今回の帯は、有職文様(ゆうそくもんよう)をアレンジした「しづはた」シリーズのひと品です

有職文様とは、平安時代に形成された朝廷や武家の装束や調度などに用いられた伝統的文様で、代表的なものでは、立涌(たてわく)・丸文(まるもん)・菱文(ひしもん)・花菱(はなびし)襷文(たすきもん)・七宝(しっぽう)・唐草文(からくさもん)・鳳凰文(ほうおうもん)・雲鶴文(うんかくもん)などがあり、同じ模様が整然と繰り返されているのが特徴です
現在のきものや帯の文様としても広く使われています


c0211492_3263774.jpg有職文様名古屋帯(北尾織物匠)

丸文(まるもん)の有職文様を織り込んだ名古屋帯です
華やかな色使いのものが多い「しづはた」シリーズの中では、控えめな4色で文様が構成されています
画像でお分かりいただけると思いますが、とても緻密な組織で織られています
お太鼓の返し部分(裏地にあたる部分)にも単色で同じ文様が織られていて、その丁寧な仕事ぶりは、さすが北尾さんといったところでしょうか
格調のある文様ですので、街着というよりも、お茶席や控えめな準礼装としての色無地や小紋に合わせていただけたらと思います
価格189.000円(本体価格180.000円)

















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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-12-02 11:47 |
箔織り名古屋帯(織悦)2

今回も引き続き、織悦(おりえつ)さんの名古屋帯をご紹介いたします

織悦名古屋帯の特徴は、端から端まですべてに模様が織り込まれている全通(ぜんつう)であることです
袋帯の場合も同じですが、お腹に巻く外から見えない部分にも模様が織られているわけです
名古屋帯の場合は、お太鼓の裏に折り返す部分にも模様があり、裏生地を別に用意すれば袋帯に仕立てることも可能です
また少し贅沢ですが、長めの半幅帯に仕立てることもできます


c0211492_18151928.jpg箔織り名古屋帯(織悦)

地色は、微かに紫を含んだこげ茶色です
平金糸で立涌(たてわく)文様を配し、その間に桐と菊の文様が織り込まれています
平金糸は赤金といわれる黄色味の濃い金色で、存在感があります
桐の菊の花には枯茶色が使われていて、その三種類の糸で模様が構成されています
シンプルな模様の連続で、控えめながら凛とした印象のお品です
色無地や小紋に合わせます
価格189.000円(本体価格180.000円)




















c0211492_18181078.jpg裏に渡る余分な糸は、織り組織の中に収まっています
生地の薄さとしなやかさが、織悦さんの帯の魅力です















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c0211492_1817219.jpg織悦さんの織り込みマークです






















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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-11-25 19:07 |
箔織り名古屋帯(織悦)

今回は、織悦(おりえつ)さんの名古屋帯です

織悦は、高尾菊次郎さんによって大正11年に創業された機屋さんです
機屋としての歴史は浅いのですが、高尾さんの卓越した美意識と品質の高さで、今でも全国の呉服専門店の高い支持を集めています
特徴は彩度の高い独特の色使いと、琳派・正倉院文様・中近東・中南米などの文様をたくみに取り入れて昇華した控えめな意匠です
また袋帯はすべて、表と裏の境目のない本袋(ほんぶくろ)で織られていて、その締め易さに定評があります(今回は名古屋帯ですが…)
高尾さんは、その伝統工芸品に対する功績を認められて、二回にわたり紺綬褒章を受賞されています
品性と個性を併せ持っていることで、特にお茶席用の帯として、まるよでも人気のある機屋さんです
生産量も少なく、流通ルートもある程度限られていますので、ご覧になる機会は少ないかも知れませんが、
全国には多くの織悦ファンがいらっしゃいます

織悦さんのホームページはこちら・・・『織悦』



c0211492_1947257.jpg箔織り名古屋帯(織悦)

今では珍しい朱赤色(しゅあかいろ)の地色です
地色を含めて4色の糸と、照りを抑えた上質の平金糸が使われています
地色の割りにその他の色使いは控えめで、派手色使いながら品性を感じさせます
シルクロードを経て中国まで伝えられた唐草文様は図案化されてシンプルなものが多いことを考えると、この緻密な模様は中近東・トルコ辺りに伝わる欧風唐草文を参考にしたものでしょうか
赤味の派手色を地色に使った帯は探すとなると少ないもので、まるよの在庫の中でも貴重な存在です
色無地や小紋に合わせます
価格197.400円(本体価格188.000円)


















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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-11-24 20:46 |
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