カテゴリ:帯( 55 )
Top▲ |
すくい織り名古屋帯(単衣・夏用 図案:徳田義三 制作:枡蔵順彦)
引き続き、単・夏用の名古屋帯をご紹介します
昭和初期から中期にかけて活躍された、図案家・徳田義三さんのデザインの名古屋帯です

『徳田義三さんのこと』
徳田義三さんは大正末期に図案家・高橋白壱扇氏に師事し、独立後に糸染めの技術や織り組織の研究を重ねながら西陣の織屋をわたり歩いて、数多くの図案や織り組織の指示書を残しました
それまでは古典模様の踏襲・模倣といった枠に囚われがちであった西陣織りの世界に、独自の美意識に基づいた多くの秀作を送り出した伝説の図案家です
現在でも、丹波屋・帯屋捨松・しょうざんといった織屋をはじめ、西陣や室町に図案が残されています
氏の秀でたところは、西陣織の職人として積み重ねた経験により、、染めに精通し、あまたある糸の種類を見極める力量を持ち、織り組織の見識が深いことです
単なる図案だけではなく、自ら複雑な織り組織をも含めてデザインするわけですから、味わい深い作品ができるわけです
作風は古典模様・欧風模様・古代模様など広範囲にわたり、月並みな言い方になってしまいますが大胆な構図・力強い線・個性的な色使いが特徴です
西洋絵画史でたとえていえば、実写主義の時代から印象派を経て現れたポスト印象派のゴッホやゴーギャンを彷彿とさせてくれます


c0211492_9038100.jpgすくい織り名古屋帯(単衣・夏用)

天平華紋と名づけられた、すくい織りの名古屋帯です
夢訪庵さんに残された徳田義三さんの図案が使われています
彩色は桝蔵順彦さんのオリジナルで、白から薄グレーにまとめられていて、これからの季節に最適ですね
天平文化を連想させるような、大胆かつおおらかなタッチで草花模様が描かれています
お太鼓からたれ先にかけては目の詰まった袷向きの生地に、そしてお太鼓から腹紋までの間はすけ感のある波織りで単衣・夏向きの生地に織られています
模様部分では両方の組織が複雑に織り分けられていて、織り手の技術の高さを伺い知ることができます
長く呉服屋をし、毎月京都にでかけていると、どうしても手元に置きたいと思うお品に出会うことがあります
この帯も手にとって見るたびに、そのクオリティの高さと個性的なデザインにうれしくなってしまう、そんな秀作です
もちろん京都・西陣の手織りのお品です

織り組織の構成上、厚地の夏帯とお考えください
5月下旬の単衣から9月下旬までの季節に、紬や小紋・お召しなどに合わせます









c0211492_923738.jpg模様の拡大画像です
ただでさえ細かく織られたすくい織りに、表情の異なる波織りが絡まるように織り込まれています















c0211492_912546.jpgお腹部分の模様です



















きものサロンまるよ
916-0026 福井県鯖江市本町2丁目1-20
TEL 0778-51-0236 FAX 0778-51-8384
Top▲ | by maruyo0236 | 2010-05-03 01:20 |
帯屋捨松のすくい織り名古屋帯(単衣・夏用)

引き続き単衣・夏用の名古屋帯をご紹介いたします

今回は、帯屋捨松さんのすくい織り名古屋帯です
帯屋捨松さんは150年の歴史を誇る西陣の帯屋さんです
私も好きな西陣の名匠・徳田義三さんにゆかりのある機屋さんで、伝統を重んじつつも新しい美意識に挑戦しようとする息遣いが感じられる作品を作り続けています
最近では生産の3割を中国の工場で織っているようですが、徹底した生産管理と捨松さんらしい意匠と技術に支えられて、質が高くてお求めやすい帯を世に送り出しています

徳田義三さんの図案による帯は、次回ご案内いたします


c0211492_15284590.jpgすくい織り名古屋帯(単衣・夏用)

オランダ陶文と名づけられた、すくい織りの名古屋帯です
おそらくオランダの磁器の模様を参考にして、帯の模様として創作されたものでしょう
透け感のある地はごく薄いグレイッシュベージュで、図案化された洋花が織り込まれています
磁器に染め付けて焼いたようなぼんやりした輪郭が織りの技術で表現されていて、一見染め帯のような印象のお品です
花の部分に織りこまれた薄群青やクリーム色が、単調になりがちな青絵付け模様に華やかさを添えています
帯締めなどの小物合わせで、幅広い年代の方にお楽しみいただけると思います
金銀糸は使われていないので、紬や小紋などの街着に合わせます
まるよでは、長板染めや雪華絞りなどの上級浴衣や麻のきものにもお薦めしたい夏帯です

絽や羅ほどの透け感はないので、5月下旬の単衣から盛夏を経て9月下旬の単衣までお締めいただけます
価格144.900円(本体価格138.000円)







c0211492_1559409.jpg

















c0211492_1603010.jpg
腹部分の模様です




















きものサロンまるよ
916-0026 福井県鯖江市本町2丁目1-20
TEL 0778-51-0236 FAX 0778-51-8384
Top▲ | by maruyo0236 | 2010-04-25 16:09 |
夢訪庵のすくい織り名古屋帯(単衣・夏用)

2月の京都で発注した単衣・夏のきものや帯たちが、少しずつ入荷してまいりました
順次ご紹介してまいりたいと思います

ひと昔前は『6月と9月が単衣のきもの』・『7月8月が絽や紗の夏のきもの』、というのが定説だったのですが、最近では5月の中頃から単衣のきものをお召しになる方が増えてまいりました
ゴールデンウィークに催される野点のお茶会でも、その日の天候によって単衣のきものをお召しの方を見かけることが多くなりました
洋装と同じように、自由にきものをお楽しみいただけたらと思います


今回は、夢訪庵さんの単衣から夏にかけてお締めいただく名古屋帯をご紹介いたします


c0211492_1973999.jpgすくい織り名古屋帯(単衣・夏用)

白地に向日葵(ひまわり)の花がすくい織りの技法で織り込まれています
夢訪庵さんらしい、元気でさわやかな印象の秀作です
白地部分は約8cmおきに無地と波織りで変化がつけられています
葉や花芯は通常のすくい織りで、花びら部分が透け感のある夏仕立てで織られています
仕上げに京刺繍がほどこされています

透け感があるのは地の波織りと花びらの部分だけなので、通常の夏物より地厚とお考えいただき、5月下旬の単衣の上から9月中旬までお締めいただけると思います

単衣に仕立てられた色無地・小紋・紬と、夏生地の色無地・小紋・紬に合わせます
上級浴衣や麻のきものには、夏の長襦袢を重ねてお締めください

手織りの帯のほとんどが中国製といわれる現在では、貴重な国内手織りのお品です
価格220.500円(本体価格210.000円)








c0211492_10595312.jpgc0211492_1059574.jpg




















腹部分の模様です




















きものサロンまるよ
916-0026 福井県鯖江市本町2丁目1-20
TEL 0778-51-0236 FAX 0778-51-8384
Top▲ | by maruyo0236 | 2010-04-24 11:09 |
本糊京友禅染め名古屋帯 ( 野口安左衛門 )

今回も、前回と同じく野口(野口安左衛門)さんの京友禅染め名古屋帯をご紹介します。

最近はお客様のお好みを伺いながら、別誂え(べつあつらえ)で帯や着物をお作りすることが増えてまいりました
本場結城紬の無地や、本場久米島紬の柄物、すくい織りの帯など様々なのですが、染物の別誂えは野口さんのお世話になることが多くなりました
図案家に下絵を描いていただき、生地の選定や地色・挿し色の色使い、刺繍や金加工の選別などを、ゆっくりと時間をかけてお客様と共に作り上げてまいります
呉服屋にとって、とても創造的で楽しい仕事です
そんな時の力強いパートナーが、野口さんというわけです


c0211492_23445085.jpg〈帯〉
京友禅染め名古屋帯

わずかに黄みがかった水色地の太しぼちりめん地に、誰ヶ袖(たがそで)模様が染められています
誰ヶ袖模様は綱にきものを掛けて風を通す様を模様にしたもので、この帯では袖のモチーフだけが描かれています
袖の中には、春の草花と染め疋田の雲取り・七宝模様が染められています
やわらかな色使いが、春らしさを感じさせてくれます
桜を待つ3月から6月中旬までを目安に、季節をお楽しみいただく少し贅沢なおしゃれ名古屋帯です
小紋・色無地・紬などに合わせます
価格231.000円(本体価格220.000円)


二枚目の画像は模様部分の拡大です
野口さんのものには珍しく、桜模様部分に赤色が挿してあります
わずかな部分の色の変化なのですが、華やかさを感じさせてくれます



三枚目は腹の模様です
合わせるきものやお好みによって、華やかな桜模様とシックな七宝模様を使い分けていただけます



c0211492_0305958.jpg

















c0211492_0312664.jpg























きものサロンまるよ
916-0026 福井県鯖江市本町2丁目1-20
TEL 0778-51-0236 FAX 0778-51-8384
Top▲ | by maruyo0236 | 2010-04-16 00:48 |
本糊京友禅染め名古屋帯 ( 野口安左衛門 )

ずいぶんのご無沙汰をいたしまして、申し訳ありません。
本日よりまた少しずつ、まるよ好みのきもやと帯たちをご紹介してまいりたいと存じます。
よろしくお付き合いください。

今回は、京友禅染めの名古屋帯をご紹介します。
弊店で人気の老舗染め問屋・野口(野口安左衛門)さんのお品です。


c0211492_22234196.jpg〈帯〉
本糊京友禅染め名古屋帯

しっかりとしたシボ立ちの鼠色の太しぼちりめん地に、桐の葉と花が贅沢に染められています
太鼓部分の模様の丈が長く、お締めいただくととてもボリュームのある名古屋帯です
葉の一部分に挿された意表をつくような黒色が、模様に奥行きを出しています
こころ憎いばかりの演出ですね
さすが野口さんといったところでしょうか…
小紋・色無地・紬・お召しのきものに合わせます
価格231.000円(本体価格220.000円)



二枚目の画像は模様部分の拡大です
疋田絞りを染めで表現した染め疋田(そめびった)と呼ばれる部分や、糸目糊を金彩で伏せた部分など、とても細やかで丁寧な仕事がなされています
時代を超えてお締めいただける、本物の力強さを感じさせてくれます



三枚目は腹の模様です
お好みに合わせて使い分けていただけます




c0211492_234331.jpg
















c0211492_2342870.jpg





















きものサロンまるよ
916-0026 福井県鯖江市本町2丁目1-20
TEL 0778-51-0236 FAX 0778-51-8384
Top▲ | by maruyo0236 | 2010-04-15 23:09 |
辻が花染めの名古屋帯(小倉淳史作)
今回は、「辻が花」染めの名古屋帯をご紹介します

「辻が花」は、室町時代中期から江戸時代初期までの間に制作された絞り染めの着物(小袖)の呼び名です
初期のころは「地染まり」(じぞまり)と呼ばれる模様が白く染め抜かれた単色のものでしたが、時代を経るにしたがい模様部分にも色が挿され、墨線や墨ぼかしが加わるなど、多彩な技法が使われるようになりました
桃山時代になり刺繍や金や銀の摺り箔(すりはく)が使われるようになるにしたがって、武将の鎧に羽織る胴服に使われるようになりました
武将たちの胴服には、遠目にも鮮やかな新進の大胆なデザインが好まれたようです
しかし慶長期後半になると、絞りで染め分けた部分の中に刺繍や描絵をほどこしたり、鹿子絞りでの装飾が多様され、慶長小袖、寛文小袖へと時代は移り変わってゆきました
その後、白上げの糊友禅技法などの発達により、「辻が花」は江戸期寛文あたりを境に姿を消して、幻の染と呼ばれるようになったわけです
現在では、名古屋の徳川美術館でその秀作たちをご覧いただくことができます

小倉淳史さんは100年以上の歴史を有する染色工芸一家・小倉家の五代目で、幻の染め・辻が花染の研究・復元に多くの功績を残された父・小倉建亮氏に師事し、現在では日本工芸会正会員で日本を代表する辻が花染めの染織作家として活躍されています
また、徳川美術館所蔵の辻が花などの修復など、染技連の一員として歴史的資料の修復や復元にも携わっていらっしゃいます


c0211492_14501658.jpg〈帯〉
辻が花染めの名古屋帯

白地の塩瀬羽二重地に、菊・梅・楓・露芝が染められています
小倉淳史らしい、ふんわりとしたやさしい印象の名古屋帯です
塩瀬はお締めいただくには都合がよいのですが、絞りをほどこすには難しい生地です
この帯も絞り部分は荒くおおらかな仕上がりなのですが、控えめながらとても丁寧な墨の線とぼかし染めによって美しくまとめられています
3枚目の画像はお腹部分の模様です
紬・小紋・無地に合わせます











きものサロンまるよ
916-0026 福井県鯖江市本町2丁目1-20
TEL 0778-51-0236 FAX 0778-51-8384




c0211492_1454551.jpg


















c0211492_14521780.jpg
Top▲ | by maruyo0236 | 2009-12-22 18:04 |
ひなやの変り織り袋帯
今回は、「ひなや」さんの袋帯をご紹介します

伊豆蔵明彦さんが代表を勤める「ひなや」さんといえば、組み紐を組む技術を帯の組織に応用した「組み織り」の帯で有名です
学生時代から正倉院に納められている裂布に注目し、組む、網む、織る、絡める、製糸、紡糸、績糸、染めの歴史的研究を重ねて、聖徳太子の束帯に使われていたという組み織りを復元習作し、幻の布といわれた「唐組」(からくみ)を完成させました
通常の布は経糸と緯糸で構成されるのですが、組み織りは経糸だけをほぼ45度の角度で左右から組み合わせて作ります
一本ずつの糸に錘の玉を付け、専用の機を使って手で組んで一枚の布を織り上げます
組み紐でさえ数十本の糸を組んで織り上げるわけですから、帯を仕上げるには無地で300玉、複雑な模様のものでは数千の玉の動きが必要とされます
単純な無地ものでも機械化はできないとされてきましたが、最近では機械組もできるようになったようです
最近の伊豆蔵さんは、洋装も含めたテキスタイルを通して自然と人類の共生を図ろうと染織道を創始し、国内をはじめ海外でも活躍されて高い評価を得ています
今回の袋帯は組み織り組織のものではないのですが、経糸を巧みに操りながら不思議な表情の布に仕上げています
糸を自在に操ることができる技術に裏打ちされた、いかにも「ひなや」さんらしい発想の袋帯です


c0211492_1058135.jpg〈きもの〉
無地感覚の付け下げ

ぼかし染めで七宝模様を配し、その中心に点で構成された十字模様を刺繍で刺した付け下げです
スタイリッシュ・フォーマルという分野の、控えめながらもおしゃれ感覚あふれる準礼装の一枚
準礼装といえども、モダン好みの個性を存分に発揮していただけるお品です
ぼかし染めの七宝の縁にはかすかにサーモンピンクが挿されていて、女性らしさを添えています



〈帯〉
変り織り袋帯

緯糸(ぬき)で白から朽葉色(くちばいろ・草木染め)のぼかしを織り込み、経の金糸を左右に振りながら緯糸の金糸で留めるという複雑な織り方の帯です
通常の織機では不可能な不思議な印象の織物に仕上がっていて、その素材感と色使いがいかにも「ひなや」さんらしいモダンな帯です
4枚目の画像はお腹部分です
地のぼかしと金銀糸だけのシンプルな表情で、帯締めを合わせるのが楽しみですね
色無地・小紋・付け下げ・雰囲気しだいで訪問着や色留袖に合わせて…
価格294.000円(本体価格280.000円)








きものサロンまるよ
916-0026 福井県鯖江市本町2丁目1-20
TEL 0778-51-0236 FAX 0778-51-8384



c0211492_113736.jpg

















c0211492_1181931.jpg


















c0211492_1145031.jpg
Top▲ | by maruyo0236 | 2009-12-21 11:30 |
帯屋捨松の錦織り袋帯
京都出張と記念催事に忙殺されて、前回から間が空いてしまいました
これからも月に10点のご紹介を目標にアップしてまいりますので、よろしくお付き合いください

今回は、帯屋捨松の錦織り(にしきおり)袋帯をご紹介します

『帯屋捨松のこと』
帯屋捨松は1854年(安政元年)から続く西陣の老舗の機屋です
先代で6代目の木村四郎氏が、西陣の名工として名高い図案家で織物組織の開発でも名を馳せた徳田義三氏に師事し、その感性と技術を受け継いで捨松独特のおしゃれな帯を世に送り出しています
徳田義三氏については、作品も含めてあらためてご紹介しますね

西陣の帯の製造は、図案・紋図・紋紙・糸加工・染色・織りなどそれぞれの工程は分業化されているのが普通ですが、帯屋捨松ではすべての工程を自社で一貫して行ってます。
それゆえに様々な織りの組織に対応できるため、複雑な手織の逸品から織機物(しょっきもの)と呼ばれる機械織りのものまで、幅広い商品ラインナップを誇っています
今回ご紹介する帯は織機物で、お求め易い価格が魅力です
捨松独特の感性や美意識をお楽しみいただけたら幸いです


c0211492_491765.jpg〈きもの〉
西陣のお召し

四角を均等に並べた模様を角通し(かくとおし)と呼びます
江戸小紋などでもよく使われる模様ですね
5mmの四角を大胆に並べた紋織りのお召しです
一色ものなのですが地の部分が光を反射し、四角部分は照りを押さえた織り組織で、遠目にも模様が浮かび上がって見えます
無地とはいえ、小紋感覚でお召しいただきたいスタイリッシュな一枚です
今回は捨松の帯を合わせて、パーティー感覚の華やかなコーディネートです
価格126.000円(本体価格120.000円)


〈帯〉
錦織り袋帯(帯屋捨松)

黒地に5種類の金糸と墨黒の糸を使い、欧風唐草が織り込まれています
模様の丈も長く、捨松らしいデザインの唐草が大胆に配された個性あふれるお品です
黒と金色だけの色使いなので、幅広い年代でお締めいただけると思います
小紋・色無地・付け下げなどに合わせます







c0211492_41125100.jpg


















c0211492_4121498.jpg


















きものサロンまるよ
916-0026 福井県鯖江市本町2丁目1-20
TEL 0778-51-0236 FAX 0778-51-8384
Top▲ | by maruyo0236 | 2009-12-08 04:23 |
本糊京友禅染め名古屋帯
今回は、本糊京友禅染めの名古屋帯をご紹介します

桜は日本人がもっとも好きな花であると聞いたことがありますが、和装テキスタイルの中でもとても人気のある模様です
お召しになる時期は、春を待ちわびる2月から桜の花が散る4月上旬で期間限定の模様なのですが、作家でエッセイストの芸術院会員・故宇野千代さんは、桜が好きで年中桜模様のきものをお召しになっていたようです

明日からまた二日間、仕入れで京都に出かけます
京都市中京区室町通りを中心に呉服問屋が軒を並べているのですが、毎月月初めの二日間に、季節を先取りした発表展示会を各社一斉に開催することが恒例となっています
その二日間に全国の呉服店やデパートのバイヤーが集まり、問屋はその日を目指して商品を用意します
呉服店にとっては、一回の上洛で色々な問屋を回れるので好都合というわけです
どんな布たちに出会えるか、とても楽しみです


c0211492_1472211.jpg〈帯〉
本糊京友禅染め名古屋帯

上質の紫紺色(しこんいろ)の縮緬地に、桜とひょうたんと雀が染められています
お花見の席でお酒を楽しむ図といったところでしょうか
細かで単調になりがちの桜模様を、ひょうたんを大胆に配することによってカバーしています
ユーモアもあって、おしゃれ着としてなかなか面白い図案ですね
このような個性的で遊び心のある作品は、近頃少なくなってしまいました

とても細い本糊糸目が置かれた友禅染めの秀作です
画像で、雀の表情などを描きこんだ緻密な仕事ぶりがご覧いただけるでしょうか
価格241.500円(本体価格230.000円)

3枚目の画像は、お腹部分の模様です







きものサロンまるよ
916-0026 福井県鯖江市本町2丁目1-20
TEL 0778-51-0236 FAX 0778-51-8384


c0211492_1553331.jpg




















c0211492_158730.jpg
Top▲ | by maruyo0236 | 2009-12-01 02:01 |
疋田絞りと刺繍の名古屋帯
前回余呉の手織紬に合わせた名古屋帯をご紹介します


c0211492_11383293.jpg〈帯〉
疋田絞りと刺繍の名古屋帯

厚手の紋綸子に疋田絞りをほどこし、四季の花を刺繍で散らしたおしゃれ名古屋帯です
粒のそろった絞りと緻密な刺繍で、とても豪華な印象の帯です
色無地・小紋・紬・お召しなどに合わせます
三枚目の写真は腹部分の柄付けです
価格189.000円(本体価格180.000円)

















きものサロンまるよ
916-0026 福井県鯖江市本町2丁目1-20
TEL 0778-51-0236 FAX 0778-51-8384



c0211492_1140143.jpg


















c0211492_11404262.jpg
Top▲ | by maruyo0236 | 2009-11-23 11:41 |
| ページトップ |
"fall colors" Skin
by Animal Skin