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絽の染め名古屋帯(野口安左衛門)

今回は、絽の染め名古屋帯をご紹介します

野口(野口安左衛門)さんの、本糊糸目京友禅染めのお品です
この帯には9本おきに2本の絽目が通った絽ちりめんの生地が使われています
地厚の夏帯とお考えいただいて、単衣のはじめ(6月上旬)から単衣の終わり(9月下旬)までお締めいただけます



c0211492_22482861.jpg絽の染め名古屋帯(野口安左衛門)

砂色の地に貝合わせのデザインです
貝の中には、てっせん・桔梗・撫子といった夏草と、菊・楓の秋草が染められています
古典的な模様で月並みといってしまえばその通りなのですが、時代を超えて安心してお使いいただけるお品だと思います
色使いは一見してそれと分かる、野口さんらしいメリハリの効いた作品に仕上がっています
これまでにご紹介した野口さんの染め名古屋帯よりも模様のボリュームは控えめですが、品良くまとめられた秀作です
単衣や夏の、紬・小紋・色無地に合わせて…


















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きものサロンまるよ
916-0026 福井県鯖江市本町2丁目1-20
TEL 0778-51-0236 FAX 0778-51-8384
Top▲ | by maruyo0236 | 2010-07-16 23:25 |
絽ちりめんの小紋(藤井絞)


今回は、夏の小紋をご紹介いたします

夏物としてはとても珍しい、絞りの小紋です
京都新町通りの大きな町屋に店を構える、藤井絞(ふじいしぼり)さんのお品です
藤井絞さんは、本格的な京鹿の子絞り(きょうかのこしぼり)をはじめ、帽子絞り、ひと目絞り、巻き上げ絞りなどのあらゆる絞り染めの技法を駆使した良品を作られる、京絞りの専門問屋です
また、明日から本格的に始まる祇園祭で、毎年店先に豪華な屏風飾りをされることで有名で、今年もきっと大勢のお客様で賑わうことでしょう


c0211492_062169.jpg絽ちりめんの小紋(藤井絞)

黒地の絽ちりめんに、絞りと手描きで桔梗(ききょう)の花が染められています
図案化された桔梗の花の中は、桃花色のぼかし染めと銀色・やまぶき色・墨色のかちん染めで細部が描かれています
一見かわいい印象ですが、赤味を抑えて染められていますので、幅広い年代の方にお召しいただけると思います
あらたまった場所には箔使いの名古屋帯や軽めの袋帯を、おしゃれ着なら箔の目立たない名古屋帯などを合わせます
絽ちりめんの中では透け感のある生地ですから、6月中旬から盛夏を通し9月上旬までお召しいただけます
価格165.900円(表地価格158.000円)









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きものサロンまるよ
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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-07-15 00:00 | 染めの布 おしゃれ用
麻の染め名古屋帯 4


前回に引き続き、浴衣に合わせていただける麻の名古屋帯をご紹介します

今回の帯は、竺仙さんのお品です


c0211492_11283952.jpg麻の染め名古屋帯 4

型糊置きの手挿しで、水色地に葡萄(ぶどう)の蔦(つた)模様が染められています
模様自体は控えめですが、挿し色に赤味の派手色が使われていますから、若いかたにもお締めいただけると思います
浴衣の模様が重ならないように気をつけながら、やわらかなコーディネートに仕上げてくださいね
もちろん、夏の紬や麻のきものにもお締めいただけます
価格92.400円(表地価格88.000円)






















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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-07-11 11:49 |
麻の染め名古屋帯 3


前回に引き続き、浴衣に合わせていただける麻の名古屋帯をご紹介します

今回の帯は、野口さん(野口安左衛門)のお品です


c0211492_16254917.jpg麻の染め名古屋帯 3

地色は深緑がかった墨色です
生成り色に残された色紙取りの中に、鷺草(さぎそう)・染め匹田(そめびった)・砥草(とくさ)・蜻蛉が描かれています
色紙の淵は銀線でくくられていています
鷺草の花は顔料で彩色されていて、目に鮮やかです
全体をシックにまとめてありますので、どちらかといえばご年配向きとなりましょうか
華やかな浴衣というよりも、小模様のシックな浴衣や、小格子・細縞・無地感覚の綿や麻のきものなどに合うと思います
もちろん、夏の紬にも合わせていただけます
価格68.250円(表地価格65.000円)


















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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-07-10 17:31 |
麻の染め名古屋帯 2


前回に引き続き、浴衣に合わせていただける麻の名古屋帯をご紹介します

このシリーズの帯は、単衣や夏の紬・麻・綿のきものにも合わせてお締めいただけます
写真は仕立て前の状態で、幅が約9寸ございます
8寸2分に仕立て上げますので、両端から約5分づつ縫い込まれることになります


c0211492_10383198.jpg麻の染め名古屋帯 2

前回と同じく、竺仙さんの染め出しのお品です
麻の生地に、瓢箪(ひょうたん)と萩(はぎ)が、手描きで染められています
瓢箪の中は鹿の子絞りを染めで表す「染め匹田」(そめびった)が詰められて、メリハリをつけるために瓢箪の輪郭に金彩が、萩の葉と花に銀彩がほどこされています
少しノスタルジックで控えな印象の名古屋帯ですね
(麻100%・日本製)
価格81.900円(表地価格78.000円)





















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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-07-09 11:07 |
麻の染め名古屋帯 1


今回からは、浴衣に合わせていただける麻の名古屋帯を順次ご紹介します

リサイクル品や古着のきものをお楽しみになる方が増えて、日常的にきのの姿を目にすることが多くなりました
きものをお召しいただけるというだけで、呉服屋にとってはとてもうれしいことです
この時期の普段着といえば麻や夏の紬が一般的ですが、上質の浴衣に夏の長襦袢を重ねてお召しになる方も増えてまいりました
そんな時には、半幅帯ではなく名古屋帯で大人の演出をされてはいかがでしょうか?



c0211492_94951100.jpg麻の染め名古屋帯 1

市松模様風に地紋を織り込んだ麻生地に、直接の手描きで朝顔が描かれています
藍色使いの浴衣に良く合うと思います
帯締め・帯揚げで派手さを調整していただければ、幅広い年代のみなさまにお楽しみいただけます
竺仙さんの染め出しのお品です
(麻100%・日本製)
価格56.700円(表地価格54.000円)























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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-07-08 10:20 |
地色の染め替え (京友禅訪問着)


お手入れ・リメイクのこと

「きものサロンまるよ」はお客様の身近にあって、お客様のきものに関する様々なお困り事を
専門家の立場で解決してさしあげられる呉服店でありたいと願っています

寸法直しやお仕立て替え、しみ抜きやクリーニング
訪問着・色留袖・色無地などの地色の染め替え
帯締め・帯揚げ・重ね衿などのコーディネートなど
きものでお困りの事ならどんなことでも、お気軽にご相談ください

とくに最近は、古くなり汚れが目立つきものや派手になってしまったきもののリメイクや
お母様やご友人から譲り受けられたきものの寸法直しなどのご相談をお受けすることが多くなりました
じつは今日も、2組のお客様にリメイクのご相談をいただきました
お母様から譲り受けられた黒留袖のお手入れと、比翼付け・寸法直しのご相談と
お嬢様にご自身の振袖を着せたいとおっしゃるお母様の、リメイクとコーディネートのご相談でした
「思っていたよりお安く上がりそうね」と喜んでいただきました
お品をご持参いただければ、1点ごとにかかる経費と期間をお見積もりいたします
どうぞお気軽にご相談ください

(世界文化社の季刊「きものサロン」2010年春夏号にも、「母譲りのきもの・箪笥の中身が蘇るおしゃれ技100」という特集が組まれました
その中で「きものサロンまるよ」も、編集部太鼓判・お手入れお直し全国呉服店・悉皆店としてご紹介いただきました)

前置きが長くなってしまいました
このブログでも、実際のお直しがどのようにできるのかを
お客様のご了解をいただき、ビフォア・アフターの画像をご覧いただきながら
少しずつご紹介してまいりたいと思います


今回は、京友禅染め訪問着の地色の染め替えです

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左の画像がお直し前、右がお直し後です
相当お召しになり、グレーの地色が退色してしまった訪問着の地色を、模様をそのまま残す形でこげ茶色に染め替えました

一連の加工を説明いたします・・・
きものに汚れがあると均一な染めが難しいので、最初にきものを解いて洗い張りし、汚れを落とします
模様の通りに緻密にカットした「えんぶた」(マスキングシールのようなもの)を、模様に合わせて張りつけます
上から地色を染めて、色を定着させるために蒸し、洗いで余分な染料を落とします
長い間に黄変(おうへん)してしまった白い橘の花を、上からもう一度白い染料(胡粉)で彩色し、薄グレーのカチン染めで模様を整えます
その後、地色と模様との境界線と、友禅の糸目糊の部分に細い線で新たに金彩をほどこします(印金加工)
このきものの場合は、濃い地色によってきつい印象になることを防ぐために、金の切り箔を散らしたように金彩を加えました
この画像は上前部分だけのもので、もちろんきもの全体に同じように加工をほどこしています
八掛も同じ色に染め替えました

お客様には、新品のように蘇ったとたいへん喜んでいただきました

かかった費用は、解き・洗い張り(表地、八掛、胴裏)・地色の染め替え・八掛の染め替え・胡粉加工(白の彩色)・印金加工(糸目金彩)・金彩加工(切り箔)の合計で約8万円でした(お仕立て代は別途)




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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-07-05 00:09 | お手入れ お直し
本藍染め 麻の名古屋帯


今回は、夏のおしゃれ名古屋帯をご紹介します

麻で格子模様が織られた、ざっくりとした質感の名古屋帯です
紺や青の麻糸は、徳島の川口長蔵さんによる本藍染めのもが使われています
川口さんは、国選定の現代の名工に選ばれた古庄紀治さんが代表を務める「天然藍匠同人」に属され、江戸時代から続く阿波藍の蒅「すくも」を用いた「天然灰汁発酵建て」という方法で染めた素材や作品を世に送り出しています

本藍染めの藍色は、水をくぐらせることによって余分な染料が取り除かれ、発色が冴えるといわれます
よって本来藍染めは、洗いを繰り返すことのできる綿や麻に適した染め方であるということができます
今回のお品は麻の織り帯ですから、織る段階で糊を含ませていて水に通すことはできませんが・・・

現在多くの本藍染めといわれるきものや帯が出回っています
科学染料に重ねて少しだけ藍染めされたものや、インディゴピュア(藍に分子構造が似た科学染料)で染められたものなど、およそ本藍染めとはいいがたいものも多く、お客様にとってたいへんお分かりにくい状況にあります
また、本藍染めの藍色は時間をかけ空気に触れることによって変化するものですから、私共呉服屋にとってはとても気を使うお品のひとつです
無地場の多いきものなどは1~2年じっくりと色を落ち着かせてから仕立てた方が良い場合もありますので、呉服屋さんとよくご相談いただけたらと思います


c0211492_952414.jpg本藍染め 麻の名古屋帯

単衣や夏の紬、綿・麻のきもの、高級浴衣などに合わせていただくためにご用意した名古屋帯です
手先1尺とお太鼓をかがる、夏仕立で仕上げます
幾何学模様である格子模様は、曲線の多い草花模様などのきものに合わせやすく、重宝いただけると思います
麻の素材感と目に爽やかな藍色を、季節のおしゃれとしてお楽しみいただけたらと思います
価格68.250円(表地価格65.000円)






















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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-07-03 12:16 |
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