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単衣の小紋・織楽浅野の名古屋帯


今回は、単衣の小紋をご紹介いたします

季節感の少ないモチーフと、彩度を抑えた色の組合せで、モダンでスタイリッシュな感覚のコーディネートです
無地感覚の小紋と金銀の平金糸が使われている帯の組合せなので、少しあらたまった印象ですね
お客様をお迎えする時や、パーティー、会食、お茶のお席などに、洋服のスーツ感覚でお召しいただけたらと思います
春単衣・秋単衣、どちらの季節にもお召しいただけます


c0211492_3102466.jpgきもの
単衣の小紋

生地は少しだけ透け感のある、縦縞が織り込まれた紋意匠縮緬です
さらりとした感触の、いかにも単衣から夏にかけての風合いの布です
薄ねず色の地に白のドット模様が染められています
ドット模様は、よく見るとその密度で大きな市松模様を構成しています
その市松模様に合わせるように、ごく薄い黄はだ色の縞模様が足をぼかして重ねて染められています
地紋の縞も重なって複雑な模様を作り上げていて、遠目に見ればかすかに模様が分かるほどの、無地に近い感覚の小紋に仕上がっています
透明感のある、モダンな印象お品です
価格210.000円(本体価格200.000円)



織楽浅野の箔織り名古屋帯

白茶と薄いベージュの横段に、様々な雪の結晶が織り込まれています
雪の結晶模様は冬のイメージですが、図案化された文様として通年にわたり使われています
特に単衣や夏の季節には、涼感を演出するために意図的に使われる模様です
地には細かな角模様があり、質感も充分です
控えめな色使いと、細めに抑えた平金糸の表現など、さすが織楽浅野さんの感性は一味違います
色無地や小紋に合わせます
価格155.400円(本体価格148.000円)

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帯締め
両面で色の違う、ゆるぎ紐です
価格10.500円(本体価格10.000円)





























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きものサロンまるよ
916-0026 福井県鯖江市本町2丁目1-20
TEL 0778-51-0236 FAX 0778-51-8384
Top▲ | by maruyo0236 | 2010-08-30 07:55 | 染めの布 おしゃれ用
本場久米島紬(まるよオリジナル1)


今回は、本場久米島紬のご紹介です

この久米島紬は、私がデザインして京都の紬専門問屋・広田紬さんを通じて作っていただいた、まるよオリジナルのお品です
デザインと色を決めてから1年2ヶ月、ようやく出来上がってまいりました
制作は、安田英子さんです
ご主人の故郷・久米島に移り住んで、25年間久米島紬を作り続けてこられた方です
安田さんの久米島紬は、デザイン、天然染料の採取と糸染め、織り、という作業を一人でこなして作られます
縞・格子の反物を1反織る作業だけで半月を要しますが、その準備として、機に糸をかけるまでに長い時間と手間がかかっています
久米島紬に使われる主な天然染料は、ヤマモモや椎の樹皮、グール(サルトリイバラ)の根、ユウナ(オオハマボウ)の木の消し炭、テチカ(車輪梅)・クルボ・クルサの樹木などで、多彩を極めます
今回のお品は、琉球椎と藍で染められたものです

広田紬さんが誂える久米島紬は、糸質と打ち込みの良さで定評があります
精錬(絹糸に含まれるセリシンや不純物を取り除き、光沢のあるしなやかな糸にする作業)の技術が未発達だった時代に、織り上がった紬を柔らかくするために行なってきた砧打ち(きぬたうち)という作業をしないということも、大きな理由のひとつです
その結果、他の久米島紬とは一線を画して、しなやかでいてとても丈夫な紬に仕上がっています

本場久米島紬の大まかな説明は11月8日に書き添えましたので、ご参照ください・・・『本場久米島紬』
なお、現在の生産は年産1200反ほどになってしまったようです

まるよでは、お客様とご相談しながら図案を起こして、時間をかけてお客様完全オリジナルの久米島紬をお作りすることもあります・・・過去に数点ですが・・・
重要無形文化財の織物の誂えになりますので、天然染料のために使う色の制約があるのですが、豊富な織り生地見本を参考にして、原寸大の図案を何度も書き換えたり、縦糸と緯糸の重なりで色を予測するなど、染め物の誂えとはまた違ったもの作りの楽しみがあります


c0211492_23522137.jpg本場久米島紬(まるよオリジナル1)

琉球椎で染められたグレイッシュベージュの地に、藍で空色に染めた格子が織り込まれています
格子は、はっきり目立ちすぎるのを避けて、数種類の太さの縞で構成いたしました
遠目にグラデーションのように映ります
主張の強い絵絣模様のものとは違い、帯次第でシックにもモダンにも装うことができます
久米島紬らしくない色とデザインが、この布の魅了であり強みです
中間色に仕上げましたので、季節を選ばずにお召しいただけると思います
控えめでいて使いまわしのきく、重宝していただける上質の一枚です
価格273.000円(本体価格260.000円)

















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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-08-29 00:19 | 織りの布
真糊京友禅染め名古屋帯(野口安左衛門・葡萄)


今回は、真糊京友禅染めの名古屋帯をご紹介いたします

太しぼちりめん(鬼ちりめん)に、葡萄(ぶどう)が染められたおしゃれ名古屋帯です
しぼの大きなちりめん地に、扱いにくい真糊の糸目を置くには高い技術が必要です
葡萄の実の周りや葉の輪郭には太目の、葉脈や単線で描かれた蔓には細めの糸目糊が置かれています
葉脈の糸目は先にゆくほど細く、途切れている箇所もあります
均一に描けるゴム糸目では出せない、糊糸目の味わいというところでしょうか
浦野理一さんの染め帯を彷彿とさせる作風ですね


c0211492_3172193.jpg真糊京友禅染め名古屋帯(野口安左衛門)

染め名古屋帯としては、お太鼓に納まりきれないほどたっぷりと模様が染められています
腹の模様も大きく、お締めいただくとほとんど無地場が見えなくなりそうです
黒い地色に負けない深みのある挿し色が使われていて、とても存在感のある豪華な印象の帯ですね
全体に奥行きを感じさせてくれているぼかし染めも丁寧で、葉の葉脈や虫食い・枯れかけた様子など、細かな描写も見事です
さすが野口さん、といったところでしょうか
秋限定の、贅沢なおしゃれをお楽しみください
無地感覚や小模様、無地場の多い飛び模様などの紬や小紋に合わせて、このボリュームのある帯を主役にしたコーデュネーをお楽しみいただくのも素敵ですね
秋色のボルドーのゆるぎ(帯締め)を合わせて・・・
価格231.000円(表地価格220.000円)














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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-08-25 07:55 |
真糊京友禅染めの付け下げ(なか井)
今回は、真糊京友禅染めと堰出しローケツ染めを併用した付け下げをご紹介いたします

春先に、染めの川勝さんに発注してあった秋物の新作です
染めは、京都でも最高の技術を持っていると評される染め悉皆・なか井商店さんのものです
なか井さんの作るきものや染め帯は中間色から濃い目の地色が多いのですが、今回は薄めの地色の付け下げです

茶色と紫色を少し含んだ薄い鼠色の地に、蔦と吾亦紅(われもこう)と朝鮮野菊が染められています
地色の他に使われている色は、白・墨色の濃淡・挿し色の黄色だけで、モノトーン調子ともいえるほどあっさりとした印象のお品です
模様の中で、花や茎の白く仕上げた部分には真糊京友禅染めの技法が使われています
一方墨色の模様部分は、おそらく模様の境界をはっきりとさせるために、輪郭に残ってしまう糊糸目の白い線を嫌って、堰出しローケツ染めで染められています
通常の染物はひとつの技法で染められることが多く、なか井さんの真糊京友禅染めならそれだけでも充分に手の込んだものになるはずなのですが、それで満足せずに様々な技法を駆使して作品の美しさを追求し続けています
そんなこだわりがなか井さんの作品の魅力となっていて、高額にもかかわらず染織業界で高く評価されているわけです



c0211492_457305.jpg真糊京友禅染めの付け下げ(なか井)

白色部分にも墨色部分にもとても丁寧なぼかし染めがされています
墨色も色相と彩度に変化をもたせてあり、模様全体に立体感や奥行きが出ています
菊の花芯には、ぼかし染めのように色を替えた緻密な刺繍がほどこされています
手間を惜しまず良い作品を作ろうとする、なか井さんの志が伝わってくるお品です






















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おくみと前身頃を合わせた場合です



























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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-08-23 07:45 | 染めの布 礼装用
京友禅付け下げ(単衣用・霞模様)

今回は、単衣用の付け下げをご紹介いたします

霞(かすみ)模様を、本格的な京友禅染めで染めた、とてもシンプルな付け下げです
季節感のない模様ですから、6月と9月のどちらの季節にもお召しいただけるお品です
帯合わせも、古典模様からモダン感覚のものまで、いずれも合わせていただける懐の広さがこの付け下げの魅力です
地色をお客様のお好みの色で誂えることもできますので、お気軽にお申し付けください


c0211492_8583490.jpg京友禅付け下げ(単衣用・霞模様)

単衣用の定番・光悦縮緬に比べ、ほとんど無地に見える細かな経しぼ模様が織り込まれた紋意匠縮緬が使われています
さらりとした単衣向きの生地なのですが、袷としてもお召しいただけます
染めは本格的な友禅染めで、シンプルながらも質の高い付け下げです
使いまわしの良さが魅力の一枚ですね
地色はブルーがかった薄めのグレイで、年代幅も広くお召しいただけると思います
価格252.000円(表地価格240.000円)



手織り・手刺繍の礼装用名古屋帯

ぬきに銀糸を織り込んだ経よろけの手織り生地に、刺繍で欧風紋をあしらった名古屋帯です
京都の女性の刺繍職人さんの作品で、トーンをそろえた幾種類もの撚金糸(よりきんし)が使われていて、とても豪華な印象のお品です
通常の織機物は良品といえども同じものが多数存在するのですが、こうした手加工のお品は他にはない一点ものとしての魅力があり、個性をお楽しみいただけることと思います













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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-08-20 10:07 | 染めの布 礼装用
名古屋帯の開き仕立て


お問合わせをいただきましたので、名古屋帯の開き仕立てについてお答えします

最近、背丈のある方やふくよかな体型の方に名古屋帯をお求めいただいた場合、開き仕立てをお薦めしています
前幅が狭いと体型が強調されてしまうことがあるからで、前幅を少し広めに着付けるだけで、落ち着いた印象の着こなしができるからです
とてもご好評をいただいていて、お手持ちの名古屋帯をすべて開き仕立てにされたお客様もいらっしゃるほどです

通常名古屋帯は、手先を半幅に折って仕立て上げます
半幅といっても、最近では4寸1分幅が多いようですが・・・
一方、開き仕立ての場合は、手先もお太鼓の幅のままで仕立てます
お締めになる時に、袋帯のように手先をお好みの幅に折って着付けることができます

九寸幅に織られた名古屋帯の場合は、両耳を縫い代として中に織り込んで芯を入れて、8寸2分幅に仕立てます
このとき、お太鼓の裏にはたれ先からの返しで裏生地があるのですが、手先の裏に当てる生地はないので、通常必要でない裏生地を別布で用意する必要があります
呉服屋さんによっては帯芯が見える形で仕立てるお店も多いようですが、やはり貧相な感じになりますので、まるよでは表地の色に合わせて裏生地(地厚の綿織物または絹の帯裏地)をご用意しています
薄色地の帯には白の裏生地を使いますが、濃色地の帯には地色の共薄色のものを使います
仕立て上がりを裏から見ると、写真のように額縁仕立てになります
仕立て屋さんにとっては、袋帯より手のかかる仕事です
加工代 開き仕立て代12.600円(帯芯を含む) 裏生地5.250円~6.300円

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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-08-19 07:45 | お手入れ お直し
手織り紬のバッグ・草履(夢訪庵)


今回は、「夢訪庵」さんのバッグと草履のセットをご紹介いたします

8月12日のブログで、枡蔵順彦(ますくらゆきひこ)さんの個展が、毎年世田谷の沼田絵本美術館で開催されることをご紹介いたしました
枡蔵さんの作品は主に袋帯や名古屋帯と手織りの草木染めの紬なのですが、ディスプレーのボリュームを出すために、バッグや草履を出品されます
それは、個展のためだけに作られるもので、すべて自作の帯素材が使われています
あおり型バッグ、トートバッグ、お稽古用持ち手付きバッグ、草履や下駄などごく少量なのですが、手織りの貴重な帯地を使った個性的なものばかりです



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手織り紬のおしゃれバッグ・草履(夢訪庵)

四国・伊予地方で手引きされた紬糸を経緯に織り込んだ、帯地が使われています
経に織り込まれた丁字色と菜種色の糸は、真綿から糸を引き出す時にわざと真綿を巻きつけて太さに変化をつけた
練り巻き糸が使われています
織りは京都西陣の手織りで、バッグの素材としてはとても贅沢なものですね
あおり型バッグと、焼き桐の草履型下駄手のセットです
街着としての小紋や紬など、おしゃれ着に合わせてお使いいただけます

〈バッグ〉横27cm 高さ16.5cm(持ち手を含むと28cm)まち幅10cm
〈草履〉 足サイズ23~24cm 踵の高さ6cm
価格60.900円(本体価格58.000円)



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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-08-18 12:14 | 小物
単衣の手挿し小紋


今回は、単衣用の小紋をご紹介いたします

単衣をお召しになる時期は、5月中旬~6月末と、9月上旬~9月末の二つの時期に分かれます
5月中旬~6月末の時期は、紫陽花・菖蒲・撫子・桔梗など季節の草花に恵まれていて模様の選択肢も多く、そのコーディネートがお楽しみのひとつです
一方9月上旬~9月末の時期には、時期を過ぎてしまった草花の模様を避けて、秋を感じさせる萩・蔦などのや、落ち葉を模様にした滝田川(たつたがわ)・吹き寄せなどが使われます

今回の小紋には蘭の花が染められています
洋花には季節感がなく、一年を通してお召しいただけるという利点があります
夏前と夏後のどちらの単衣の季節にもお召しいただける小紋です
生地は縦にしぼのある光悦縮緬で、その中でも最も細かなしぼのものが使われています
重みも十分ながらさらりとした着心地で、シワになりにくいのが魅力の生地です


c0211492_13495730.jpg手挿し小紋(単衣用)

黒地の光悦縮緬地に、蘭の花が染められています
小紋とはいっても、型で糸目糊を置き、花の中を手で色挿しした後に地色を引き染めしたもので、業界用語では加工着尺と呼ばれる、普通の小紋より手の込んだお品です
蘭の花びらには、糸目伏せの金彩加工もほどこされています
無地場の多い飛び模様の小紋なので、少しあらたまったお席にもお召しいただけると思います
同じ模様で地色と模様の挿し色を変更して、同じ価格でお客様オリジナルをお染することもできます

一般的には28万円前後で販売されているようですが、弊店では染屋さんから直接の仕入をしていますので、お求め易い価格になっています
価格189.000円(表地価格180.000円)














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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-08-17 15:40 | 染めの布 おしゃれ用
返し織り夏袋帯


今回は、泰生織物(たいせいおりもの)の夏の袋帯をご紹介いたします

泰生織物は、西陣織物工業組合の証紙番号が一桁の歴史のある機屋さんです
長年培ってきた技術力で、織機物から手織りの逸品まで様々なグレードの帯を織っています
今回の帯は、すくい織りのように緯糸を折り返しながら模様を織り込んでゆく手織りのお品です
地は白のみで、模様部分には様々の幅と色の平金糸(ひらきんし)と、様々の太さと色の撚金糸(よりきんし)が、織り手の自由な感性に委ねられたように複雑に織り込まれています
ざっと数えただけで、8種類の金糸が使われているようです

最上級の平金糸は和紙の上に金箔を張り細く切ったものなのですが、帯が高額になってしまうので現在はほとんど使われることはありません
現在の主流は、銀箔やアルミ蒸着したフィルムを彩色したものを紙に張った平箔糸です
その平金糸をポリエステルやレーヨンの糸に巻きつけたものが撚金糸で、手織りの高額品にもこの糸が使われています
昨年の4月から和装品にも品質表示が義務付けられているのですが、上記の理由で高級礼装用の帯に紙・ポリエステル・レーヨンが何%などの表示があり、金糸を使わない量産廉価版のおしゃれ帯が絹100%の表示になるというように、一般のお客様にはとても分かりづらいのが今の状況です
お求めになる時に、呉服屋さんに一度ご確認いただけたらと思います

今回の帯には、ポリエステルフィルムにアルミを蒸着させて彩色した平箔糸と、それをレーヨン糸に巻きつけたが撚金糸使われています
薄くてしかも丈夫なことと、表裏ともに同じ輝きで織る時に裏返っても良いという利点があります



c0211492_20333167.jpg返し織り夏袋帯(泰生織物)

金銀糸が豪華に織り込まれていて、古典的な蔓草華紋の模様なので、礼装用の袋帯ということになります
しかしながら地が白の単色であることと、金銀糸による模様の構成が複雑で面白みがあることを考えると、今までにはない個性的なおしゃれ感覚も併せ持っているということができます
それがこの帯の不思議な魅力ですね
古典模様のきものはもちろん、モダン感覚のきものにも、すんなりと合わせることができる秀作です
単衣や夏の付け下げ・訪問着に合わせて・・・


















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アップリケのおしゃれ名古屋帯(夢訪庵・枡蔵順彦)

今回は、秋らしい色使いのポップな名古屋帯のご紹介です

この帯も、『夢訪庵』を主宰している枡蔵順彦(ますくらゆきひこ)さんプロデュースのお品です
実は枡蔵さんの奥様がフランス通で、毎年お二人でフランスに行かれて、日本では手に入らない生地を仕入れてこられます
世界の有名デザイナーがオートクチュール作品に使うテキスタイルメーカーの、とても手の込んだ布たちです
この帯のアップリケ部分には、そんな布たちが使われています

枡蔵さんは毎年3月に、世田谷の下用賀にある沼田絵本美術館で個展を開かれています(今年で13回目・昨年は世田谷美術館でした)
私もたまにお手伝いを兼ねて遊びに伺うのですが、この個展のために1年をかけて作りためた紬や帯や小物が数十点発表され、関東をはじめ全国から多くの枡蔵ファンが来場されて枡蔵ワールドをお楽しみになられます
毎月のように京都でお会いして季節の新作を見ているのですが、この個展にしか出されない作品もあり、枡蔵さんの創作意欲に驚いてしまいます
その作風は、メルヘンチックな可愛いもの、ポップでアーティスティックなもの、古典模様、欧風模様をアレンジしたもの、無地感覚で素材感を大切にしたものなど多岐にわたり、豊かな感性をお持ちだということがわかります
加えて、昔からの手織りの機屋というだけではなく、一方で試し機屋として様々な織りの組織を研究・開発してきた歴史を持つ家で培った技術を生かして、手織りの秀作を世に送りだされています
手織りの帯の9割が外国製といわれる現在、とても貴重な存在の手機屋さんです



c0211492_1328865.jpgアップリケのおしゃれ名古屋帯(夢訪庵)

本斜子織りの地に、様々な布を使ったハート模様がアップリケされています
ハートの形も様々で、身に着けて楽しくなるような帯ですね
地色は派手に映ってしまう黒地を避け、チャコールグレー地にまとめてあるので、年代幅も広くお締めいただけると思います
時には古典模様から離れて、ポップでラブリーな女性らしさをお楽しみいただけたらと思います
紬や小紋に合わせて、街着としてお楽しみください
価格189.000円(本体価格180.000円)




















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