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真糊京友禅染め 付け下げ (野口安左衛門)



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こげ茶地の裾にはグレーのぼかしが染められ、菊・藤・葵・菱が描かれています。
ぼかし染めがあるだけで、豪華な印象に仕上がっていますね。
生地は770gの浜ちりめんの一等品で、三眠蚕の糸で織られた変わり無地(一越ちりめん)です。

文様に挿されている彩度の高い古代紫・芥子・深緑は、いかにも野口さんらしい色の組み合わせで、落ち着いた地色の割に、華やかさを併せ持った秀作です。
糸目糊には昔ながらの真糊が使われ、色挿し、ぼかし染め、金彩加工、京縫いの刺繍など、どの仕事もとても丁寧に作り込まれています。
飽きのこない本格的な一枚をお探しの方には、お薦めのお品です

表地価格 480,000円
税込価格 518,400円








三眠蚕(さんみんさん)
普通蚕は卵から孵化して熟蚕になるまでに、4回の脱皮(四眠)経て糸を吐き繭を作ります。
三眠蚕は三眠で繭を作らせるため蚕も繭も若くて小さく、採れる糸も四眠蚕の3分の2程度の細さになります。
その結果として細い糸をたくさん使って生糸を作るので、糸の太さが均一で節が少なく、染め上がりの発色性の良さに定評があります。
留袖や訪問着などの礼装用として、四眠蚕の3倍の価格で取引される高価な糸です。


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きものサロンまるよ
916-0026 福井県鯖江市本町2丁目1-20
TEL 0778-51-0236 FAX 0778-51-8384
Top▲ | by maruyo0236 | 2016-02-26 13:29 | 染めの布 礼装用
真糊京友禅染め 付け下げ2 (野口安左衛門)

今月の1日2日に京都に出かけてまいりました。
もちろん観光ではなく、仕入れと先物の発注、そしてお客様のご注文品の手当てのためです。
2月恒例の伏見稲荷大社へのお参りも含めて、1泊2日の出張となりました。

京都の多くの呉服問屋さんが店を構える室町界隈では、
毎月月初めに京都織物卸商業組合所属の問屋さんが一斉に新作発表会を開催します。
それに合わせて、全国の呉服専門店やデパートの仕入れ方が京都に集まり賑わいます。

例年2月は、その年の単衣と夏のきものや帯の新作発表会が目白押しとなります。
1年で最も寒いこの時期に、5月から9月にかけての季節のものを仕入れるわけです。
竺仙さんも東京に続いて、2月は京都で新作浴衣の出張受注会を開催しています。


今回は、野口さんの新作付け下げをご紹介します。 


c0211492_21372574.jpgベージュピンク地に白茶の霞ぼかしが染め抜かれ
真糊京友禅染めで草花模様が染められています。
背景にある霞ぼかしと流水模様の控えめな色使いと
野口さん独特の彩度の高い模様部分の彩色とが相まって
このきものに奥行きを持たせています。
派手色を使わないにもかかわらず華やかさを演出するという
野口さんの感性は、個性的でとても魅力的ですね。

表地価格 430,000円
税込価格 464,400円

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Top▲ | by maruyo0236 | 2016-02-05 01:06 | 染めの布 礼装用
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