たてふし紬・刺繍名古屋帯


今回は、無地感覚の紬とざっくりとしたおしゃれ名古屋帯のコーディネートのご紹介です

まるよでは、入門用のきものとしても、きもの上級者の方にも、無地の紬が人気です
ひとくちに無地の紬といっても、その種類は多種多様です
地機(じばた)の本場結城紬から、高機(たかばた)の本場結城紬、草木染めの本場久米島紬、十日町紬や石下紬など、糸や染めや織りの違いによって価格も大きく違ってまいります
今回は、経糸にふしのある紬糸を織り込んだ白生地を、グレイッシュベージュを引き染めで染めた無地の紬です
通常は、経てに絹糸をかけて緯糸に紬糸を織り込んだものが多いのですが、これはその逆の組織で織り上げられています
生地自体は比較的簡単に織ることができるので、お求め安い価格に仕上がっています
先に糸を染めて織る普通の紬ではなく白生地を後染めするので、1反から好みの色を誂えることができることもこのお品の魅力です
入門用の1枚として、まるよ好みの色を増やしてゆきたいと思っています


c0211492_1419026.jpg〈きもの〉
たてふし無地紬

色と素材感だけでおしゃれを楽しみたい無地の紬です
ナチュラルカラーのグレイッシュベージュですから帯の色合わせも万能で、洋装のスーツ感覚でスタイリッシュなコーディネートを楽しんだり、お好みの帯を主役にして個性を楽しんだり、使い回しのきくとても重宝される一枚です
無地なので季節を選ばないことも、このきものの魅力ですね
しっかりとした張りのある地風で、袷にも単衣にもお仕立ていただけます
ぜひワードローブに加えていただきたいお品です
価格92.400円(本体価格88.000円)


〈帯〉
刺繍の手織り名古屋帯

おなじみの「夢訪庵」さんの手織りの名古屋帯です
四国伊予地方で手引きされた紬糸が使われています
地には錆びた臙脂色を中心に、太さの違う7~8色の糸が経緯にランダムに織り込まれています
色々な色や太さの異なる糸を用意し経緯に織り込むことで、無地では味わえない素材感が引き立ちます
そんなこだわりが、「夢訪庵」さん人気の秘密です
お太鼓と腹には、和紙の糸を使った欧風刺繍が施されています
季節感のない、モダンでかわいい印象の名古屋帯です
価格189.000円(本体価格180.000円)





c0211492_14192518.jpg〈帯締め〉

定番の「ゆるぎ」の紐です
常時50色をご用意しています
価格11.550円(本体価格11.000円)














c0211492_14194554.jpg意識して経糸を目立たせた意匠がお分かりいただけるでしょうか




















きものサロンまるよ
916-0026 福井県鯖江市本町2丁目1-20
TEL 0778-51-0236 FAX 0778-51-8384
Top▲ | # by maruyo0236 | 2010-09-18 14:57 | 織りの布
刺繍の袋帯(舟に菊と藤・野口安左衛門)


前回に引き続き、野口さんの刺繍の帯をご紹介いたします
今回は豪華な袋帯です

秋の新作受注会のもので、見本品の地色は黒でした
黒地だと派手な印象になってしまうことと、薄い色・濃い色のどちらのきものとも合わせやすい色ということで、地色を薄空色に変更して作っていただきました
特にまるよ好みのバニラからココアにかけての色、サンドベージュからグレーにかけての色のきものに、個性的に合わせていただけると思います
この帯は、野口さん所有の手刺繍によるアンティックの袋帯のデザインをそのままに、ミシン刺繍で再現したもので、オリジナルは鮮やかな黄色の地色の袋帯でした
昔の贅を凝らした手刺繍の質感を今の技術で再現した、華やかで存在感あふれるお品です


c0211492_10233871.jpg刺繍の袋帯(野口安左衛門)

舟の図柄をバックに、藤と菊の花が刺繍されています
緻密かつボリュームたっぷりに刺された糸の質感が魅了のお品ですね
訪問着・付け下げ・無地・小紋に合わせます
できれば無地場の多い付け下げや、無地感覚のきものに合わせて、帯を主役にしたコーディネートをお楽しみいただけたらと思います






















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Top▲ | # by maruyo0236 | 2010-09-15 11:39 |
刺繍のおしゃれ名古屋帯(兎・野口安左衛門)

今回は、刺繍のおしゃれ名古屋帯をご紹介いたします

春先に野口さんに誂えた、刺繍で兎を表現した名古屋帯です
野口さんといえば染め物を得意とする問屋さんなのですが、最近はおしゃれ帯にも力を入れていて、様々な加工のオリジナリティーの高い帯を作られています

この帯は春先に催された秋の新作受注会のもので、見本品には紬生地が使われていました
まるよといたしましては、紬のきものだけではなく小紋や無地のきものにもお締めいただけるようにと、ほんのわずかに金糸を含んだ斜子織りの地に変更して作っていただきました


c0211492_14263065.jpg〈帯〉
刺繍のおしゃれ名古屋帯(兎・野口安左衛門)

波に兎ということは、因幡の白兎でしょうか
神坂雪佳を彷彿とさせるデザインで、刺繍の作品というこうこともあって、少しアンティックな印象に仕上がっています
刺繍は国内のミシン刺繍で、比較的お求め易い価格に仕上がっています
ミシン刺繍とはいっても、昔では考えられなかったとても緻密でボリュームのある刺繍です
二番目の画像でお分かりいただけると思いますが、兎の毛の一本一本までがわかるほどに、兎の柔らかな質感がよく表現されています
兎年お生まれの方に限らず、個性的におしゃれをお楽しみいただけると思います
価格176.400円(表地価格168.000円)


〈きもの〉
本まわた紬(千切屋・羽衣紬)

京都・千切屋さんのオリジナル無地紬です
画像ではお分かりにくいのですが、地色は錆びた鉄紺色です
価格136.5000円(表地価格130.000円)







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すくい織りの袋帯(枡蔵順彦・夢訪庵)

今回は、豪華なすくい織りの袋帯をご紹介します

毎月京都に出かけ各問屋さんを巡っていると、様々な布たちに出会います
そこには、量産品から一点ものまで実に多くのグレードの商品があふれているのですが、実際に心を震わすほど魅力的なものは僅かしかありません
それは永年専門家として多くのものを見過ぎているせいかも知れませんが、そんな私も目を見張るようなものに出会うことがあります
そのような商品はその機会を逃すとこの先出会えるかどうかも分からない上質のものが多く、どうしても手元においておきたいと思ってしまうのです
今回ご紹介する袋帯も、そのような魅力的な一本です

まるよで人気の、枡蔵順彦さんが主宰する『夢訪庵』さんの礼装用袋帯です
枡蔵さんをして、「織る手間がかかりすぎるので、これから先当分の間は同じものは作りたくない」と言わしめた袋帯で、緻密な模様すべてがすくい織りで織られています
少しでも織りの知識をお持ちの方なら、いかにたいへんな仕事によって織られたものかをお分かりいただけると思います
もちろん、国内の手織り・手刺繍のお品です


c0211492_1222748.jpgすくい織りの袋帯(枡蔵順彦・夢訪庵)

放射線状に光が広がる日輪を文様化したものでしょうか
パーティー会場などで映えるであろう、とても華やかでモダンな印象の礼装用袋帯です
紋型を使うジャガード織機ではなく、細かな模様のすべてがすくい織の技術で織られています
機(はた)に渡された経糸の下に図案を置き、その図案通りに経糸をすくって横糸を織り込みながら模様を詰めてゆきます
小さな丸や三角など模様のすべてが、手作業の横糸の折り返しで表現されているわけです
見るからに職人さん泣かせの、気の遠くなるような細かな仕事です
模様の中心部分には刺繍が施されて、平坦な表面に変化がつけられています
地には銀の撚金糸(よりきんし)が織り込まれていますので、黒留袖・色留袖・訪問着・付け下げ・色無地などの礼装に合わせていただけます
特に、スタイリッシュなフォーマルのコーディネートにお使いいただけると素敵です
価格504.000円(本体価格480.000円)











c0211492_12233687.jpg中心部分には立体感とボリュームを出すために、丁寧な刺繍が加えられています
















c0211492_1263477.jpg糸を変えて織られた小さな三角形が4つ組み合わされて、菱形の模様が構成されています
小さな丸の模様も、すくい織りで織られています














c0211492_12222554.jpgお腹部分の模様も、両腹にたっぷりと織り込まれています


















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染め名古屋帯と小紋


今回は、秋の染め名古屋帯と小紋の新作をご紹介します

きもの・帯ともに古典的な模様が使われているのですが、模様の大きさ・その配置・色使いのせいで、モダンな印象のコーディネートです
パーティーやお茶のお席など、少しあらたまった場所にもお召しいただけると思います

今日は今から、仕入れのために京都に出かけます
どのようなきものや帯に出会えるか、とても楽しみです


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染め名古屋帯(野口安左衛門)

重めの塩瀬羽二重が使われています
型で糊置きし模様を白く抜き、黒の地色を染めて蒸しをかけ、糊を洗い流した後、模様部分に金彩加工が施されています
唐草模様の格子に花の丸紋という比較的古典的な模様なのですが、黒・白・金のみという色使いでモダンな印象を併せ持っています
細かな模様が黒の地に映えて、なかなかの存在感ですね
模様もたっぷりと配されていますので、軽めの袋帯と同格の名古屋帯としてお締めいただけると思います
色無地・無地感覚の小紋・飛び模様の小紋などに合わせます
価格144.900円(本体価格138.000円)


きもの
小紋(吹き寄せ紋)

生地は、細かな地紋を織り込んだ紋意匠ちりめんです
砂色地に、白抜きの吹き寄せ模様が染められています
部分的に、模様の輪郭に金彩加工が見られます
吹き寄せは、秋の落ち葉が風に舞い吹き溜まる様子を文様にしたもので、秋を代表する模様です
今回の小紋には、わずかに桜の花びらも混ざっていますので、正確には吹き寄せ模様ということができないかも知れませんが・・・
春にもお召しいただこうという、染屋さんの心配りなのでしょう
無地場の多い控えめな小紋ですので、広い範囲でお召しいただけると思います
c0211492_3405026.jpg価格102.900円(本体価格98.000円)


帯締め
薄グレー地に金の縞を通した、モダンな一本
価格25.200円(本体価格24.000円)



























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単衣の小紋・織楽浅野の名古屋帯


今回は、単衣の小紋をご紹介いたします

季節感の少ないモチーフと、彩度を抑えた色の組合せで、モダンでスタイリッシュな感覚のコーディネートです
無地感覚の小紋と金銀の平金糸が使われている帯の組合せなので、少しあらたまった印象ですね
お客様をお迎えする時や、パーティー、会食、お茶のお席などに、洋服のスーツ感覚でお召しいただけたらと思います
春単衣・秋単衣、どちらの季節にもお召しいただけます


c0211492_3102466.jpgきもの
単衣の小紋

生地は少しだけ透け感のある、縦縞が織り込まれた紋意匠縮緬です
さらりとした感触の、いかにも単衣から夏にかけての風合いの布です
薄ねず色の地に白のドット模様が染められています
ドット模様は、よく見るとその密度で大きな市松模様を構成しています
その市松模様に合わせるように、ごく薄い黄はだ色の縞模様が足をぼかして重ねて染められています
地紋の縞も重なって複雑な模様を作り上げていて、遠目に見ればかすかに模様が分かるほどの、無地に近い感覚の小紋に仕上がっています
透明感のある、モダンな印象お品です
価格210.000円(本体価格200.000円)



織楽浅野の箔織り名古屋帯

白茶と薄いベージュの横段に、様々な雪の結晶が織り込まれています
雪の結晶模様は冬のイメージですが、図案化された文様として通年にわたり使われています
特に単衣や夏の季節には、涼感を演出するために意図的に使われる模様です
地には細かな角模様があり、質感も充分です
控えめな色使いと、細めに抑えた平金糸の表現など、さすが織楽浅野さんの感性は一味違います
色無地や小紋に合わせます
価格155.400円(本体価格148.000円)

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帯締め
両面で色の違う、ゆるぎ紐です
価格10.500円(本体価格10.000円)





























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Top▲ | # by maruyo0236 | 2010-08-30 07:55 | 染めの布 おしゃれ用
本場久米島紬(まるよオリジナル1)


今回は、本場久米島紬のご紹介です

この久米島紬は、私がデザインして京都の紬専門問屋・広田紬さんを通じて作っていただいた、まるよオリジナルのお品です
デザインと色を決めてから1年2ヶ月、ようやく出来上がってまいりました
制作は、安田英子さんです
ご主人の故郷・久米島に移り住んで、25年間久米島紬を作り続けてこられた方です
安田さんの久米島紬は、デザイン、天然染料の採取と糸染め、織り、という作業を一人でこなして作られます
縞・格子の反物を1反織る作業だけで半月を要しますが、その準備として、機に糸をかけるまでに長い時間と手間がかかっています
久米島紬に使われる主な天然染料は、ヤマモモや椎の樹皮、グール(サルトリイバラ)の根、ユウナ(オオハマボウ)の木の消し炭、テチカ(車輪梅)・クルボ・クルサの樹木などで、多彩を極めます
今回のお品は、琉球椎と藍で染められたものです

広田紬さんが誂える久米島紬は、糸質と打ち込みの良さで定評があります
精錬(絹糸に含まれるセリシンや不純物を取り除き、光沢のあるしなやかな糸にする作業)の技術が未発達だった時代に、織り上がった紬を柔らかくするために行なってきた砧打ち(きぬたうち)という作業をしないということも、大きな理由のひとつです
その結果、他の久米島紬とは一線を画して、しなやかでいてとても丈夫な紬に仕上がっています

本場久米島紬の大まかな説明は11月8日に書き添えましたので、ご参照ください・・・『本場久米島紬』
なお、現在の生産は年産1200反ほどになってしまったようです

まるよでは、お客様とご相談しながら図案を起こして、時間をかけてお客様完全オリジナルの久米島紬をお作りすることもあります・・・過去に数点ですが・・・
重要無形文化財の織物の誂えになりますので、天然染料のために使う色の制約があるのですが、豊富な織り生地見本を参考にして、原寸大の図案を何度も書き換えたり、縦糸と緯糸の重なりで色を予測するなど、染め物の誂えとはまた違ったもの作りの楽しみがあります


c0211492_23522137.jpg本場久米島紬(まるよオリジナル1)

琉球椎で染められたグレイッシュベージュの地に、藍で空色に染めた格子が織り込まれています
格子は、はっきり目立ちすぎるのを避けて、数種類の太さの縞で構成いたしました
遠目にグラデーションのように映ります
主張の強い絵絣模様のものとは違い、帯次第でシックにもモダンにも装うことができます
久米島紬らしくない色とデザインが、この布の魅了であり強みです
中間色に仕上げましたので、季節を選ばずにお召しいただけると思います
控えめでいて使いまわしのきく、重宝していただける上質の一枚です
価格273.000円(本体価格260.000円)

















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真糊京友禅染め名古屋帯(野口安左衛門・葡萄)


今回は、真糊京友禅染めの名古屋帯をご紹介いたします

太しぼちりめん(鬼ちりめん)に、葡萄(ぶどう)が染められたおしゃれ名古屋帯です
しぼの大きなちりめん地に、扱いにくい真糊の糸目を置くには高い技術が必要です
葡萄の実の周りや葉の輪郭には太目の、葉脈や単線で描かれた蔓には細めの糸目糊が置かれています
葉脈の糸目は先にゆくほど細く、途切れている箇所もあります
均一に描けるゴム糸目では出せない、糊糸目の味わいというところでしょうか
浦野理一さんの染め帯を彷彿とさせる作風ですね


c0211492_3172193.jpg真糊京友禅染め名古屋帯(野口安左衛門)

染め名古屋帯としては、お太鼓に納まりきれないほどたっぷりと模様が染められています
腹の模様も大きく、お締めいただくとほとんど無地場が見えなくなりそうです
黒い地色に負けない深みのある挿し色が使われていて、とても存在感のある豪華な印象の帯ですね
全体に奥行きを感じさせてくれているぼかし染めも丁寧で、葉の葉脈や虫食い・枯れかけた様子など、細かな描写も見事です
さすが野口さん、といったところでしょうか
秋限定の、贅沢なおしゃれをお楽しみください
無地感覚や小模様、無地場の多い飛び模様などの紬や小紋に合わせて、このボリュームのある帯を主役にしたコーデュネーをお楽しみいただくのも素敵ですね
秋色のボルドーのゆるぎ(帯締め)を合わせて・・・
価格231.000円(表地価格220.000円)














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真糊京友禅染めの付け下げ(なか井)
今回は、真糊京友禅染めと堰出しローケツ染めを併用した付け下げをご紹介いたします

春先に、染めの川勝さんに発注してあった秋物の新作です
染めは、京都でも最高の技術を持っていると評される染め悉皆・なか井商店さんのものです
なか井さんの作るきものや染め帯は中間色から濃い目の地色が多いのですが、今回は薄めの地色の付け下げです

茶色と紫色を少し含んだ薄い鼠色の地に、蔦と吾亦紅(われもこう)と朝鮮野菊が染められています
地色の他に使われている色は、白・墨色の濃淡・挿し色の黄色だけで、モノトーン調子ともいえるほどあっさりとした印象のお品です
模様の中で、花や茎の白く仕上げた部分には真糊京友禅染めの技法が使われています
一方墨色の模様部分は、おそらく模様の境界をはっきりとさせるために、輪郭に残ってしまう糊糸目の白い線を嫌って、堰出しローケツ染めで染められています
通常の染物はひとつの技法で染められることが多く、なか井さんの真糊京友禅染めならそれだけでも充分に手の込んだものになるはずなのですが、それで満足せずに様々な技法を駆使して作品の美しさを追求し続けています
そんなこだわりがなか井さんの作品の魅力となっていて、高額にもかかわらず染織業界で高く評価されているわけです



c0211492_457305.jpg真糊京友禅染めの付け下げ(なか井)

白色部分にも墨色部分にもとても丁寧なぼかし染めがされています
墨色も色相と彩度に変化をもたせてあり、模様全体に立体感や奥行きが出ています
菊の花芯には、ぼかし染めのように色を替えた緻密な刺繍がほどこされています
手間を惜しまず良い作品を作ろうとする、なか井さんの志が伝わってくるお品です






















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おくみと前身頃を合わせた場合です



























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Top▲ | # by maruyo0236 | 2010-08-23 07:45 | 染めの布 礼装用
京友禅付け下げ(単衣用・霞模様)

今回は、単衣用の付け下げをご紹介いたします

霞(かすみ)模様を、本格的な京友禅染めで染めた、とてもシンプルな付け下げです
季節感のない模様ですから、6月と9月のどちらの季節にもお召しいただけるお品です
帯合わせも、古典模様からモダン感覚のものまで、いずれも合わせていただける懐の広さがこの付け下げの魅力です
地色をお客様のお好みの色で誂えることもできますので、お気軽にお申し付けください


c0211492_8583490.jpg京友禅付け下げ(単衣用・霞模様)

単衣用の定番・光悦縮緬に比べ、ほとんど無地に見える細かな経しぼ模様が織り込まれた紋意匠縮緬が使われています
さらりとした単衣向きの生地なのですが、袷としてもお召しいただけます
染めは本格的な友禅染めで、シンプルながらも質の高い付け下げです
使いまわしの良さが魅力の一枚ですね
地色はブルーがかった薄めのグレイで、年代幅も広くお召しいただけると思います
価格252.000円(表地価格240.000円)



手織り・手刺繍の礼装用名古屋帯

ぬきに銀糸を織り込んだ経よろけの手織り生地に、刺繍で欧風紋をあしらった名古屋帯です
京都の女性の刺繍職人さんの作品で、トーンをそろえた幾種類もの撚金糸(よりきんし)が使われていて、とても豪華な印象のお品です
通常の織機物は良品といえども同じものが多数存在するのですが、こうした手加工のお品は他にはない一点ものとしての魅力があり、個性をお楽しみいただけることと思います













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Top▲ | # by maruyo0236 | 2010-08-20 10:07 | 染めの布 礼装用
名古屋帯の開き仕立て


お問合わせをいただきましたので、名古屋帯の開き仕立てについてお答えします

最近、背丈のある方やふくよかな体型の方に名古屋帯をお求めいただいた場合、開き仕立てをお薦めしています
前幅が狭いと体型が強調されてしまうことがあるからで、前幅を少し広めに着付けるだけで、落ち着いた印象の着こなしができるからです
とてもご好評をいただいていて、お手持ちの名古屋帯をすべて開き仕立てにされたお客様もいらっしゃるほどです

通常名古屋帯は、手先を半幅に折って仕立て上げます
半幅といっても、最近では4寸1分幅が多いようですが・・・
一方、開き仕立ての場合は、手先もお太鼓の幅のままで仕立てます
お締めになる時に、袋帯のように手先をお好みの幅に折って着付けることができます

九寸幅に織られた名古屋帯の場合は、両耳を縫い代として中に織り込んで芯を入れて、8寸2分幅に仕立てます
このとき、お太鼓の裏にはたれ先からの返しで裏生地があるのですが、手先の裏に当てる生地はないので、通常必要でない裏生地を別布で用意する必要があります
呉服屋さんによっては帯芯が見える形で仕立てるお店も多いようですが、やはり貧相な感じになりますので、まるよでは表地の色に合わせて裏生地(地厚の綿織物または絹の帯裏地)をご用意しています
薄色地の帯には白の裏生地を使いますが、濃色地の帯には地色の共薄色のものを使います
仕立て上がりを裏から見ると、写真のように額縁仕立てになります
仕立て屋さんにとっては、袋帯より手のかかる仕事です
加工代 開き仕立て代12.600円(帯芯を含む) 裏生地5.250円~6.300円

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Top▲ | # by maruyo0236 | 2010-08-19 07:45 | お手入れ お直し
手織り紬のバッグ・草履(夢訪庵)


今回は、「夢訪庵」さんのバッグと草履のセットをご紹介いたします

8月12日のブログで、枡蔵順彦(ますくらゆきひこ)さんの個展が、毎年世田谷の沼田絵本美術館で開催されることをご紹介いたしました
枡蔵さんの作品は主に袋帯や名古屋帯と手織りの草木染めの紬なのですが、ディスプレーのボリュームを出すために、バッグや草履を出品されます
それは、個展のためだけに作られるもので、すべて自作の帯素材が使われています
あおり型バッグ、トートバッグ、お稽古用持ち手付きバッグ、草履や下駄などごく少量なのですが、手織りの貴重な帯地を使った個性的なものばかりです



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手織り紬のおしゃれバッグ・草履(夢訪庵)

四国・伊予地方で手引きされた紬糸を経緯に織り込んだ、帯地が使われています
経に織り込まれた丁字色と菜種色の糸は、真綿から糸を引き出す時にわざと真綿を巻きつけて太さに変化をつけた
練り巻き糸が使われています
織りは京都西陣の手織りで、バッグの素材としてはとても贅沢なものですね
あおり型バッグと、焼き桐の草履型下駄手のセットです
街着としての小紋や紬など、おしゃれ着に合わせてお使いいただけます

〈バッグ〉横27cm 高さ16.5cm(持ち手を含むと28cm)まち幅10cm
〈草履〉 足サイズ23~24cm 踵の高さ6cm
価格60.900円(本体価格58.000円)



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単衣の手挿し小紋


今回は、単衣用の小紋をご紹介いたします

単衣をお召しになる時期は、5月中旬~6月末と、9月上旬~9月末の二つの時期に分かれます
5月中旬~6月末の時期は、紫陽花・菖蒲・撫子・桔梗など季節の草花に恵まれていて模様の選択肢も多く、そのコーディネートがお楽しみのひとつです
一方9月上旬~9月末の時期には、時期を過ぎてしまった草花の模様を避けて、秋を感じさせる萩・蔦などのや、落ち葉を模様にした滝田川(たつたがわ)・吹き寄せなどが使われます

今回の小紋には蘭の花が染められています
洋花には季節感がなく、一年を通してお召しいただけるという利点があります
夏前と夏後のどちらの単衣の季節にもお召しいただける小紋です
生地は縦にしぼのある光悦縮緬で、その中でも最も細かなしぼのものが使われています
重みも十分ながらさらりとした着心地で、シワになりにくいのが魅力の生地です


c0211492_13495730.jpg手挿し小紋(単衣用)

黒地の光悦縮緬地に、蘭の花が染められています
小紋とはいっても、型で糸目糊を置き、花の中を手で色挿しした後に地色を引き染めしたもので、業界用語では加工着尺と呼ばれる、普通の小紋より手の込んだお品です
蘭の花びらには、糸目伏せの金彩加工もほどこされています
無地場の多い飛び模様の小紋なので、少しあらたまったお席にもお召しいただけると思います
同じ模様で地色と模様の挿し色を変更して、同じ価格でお客様オリジナルをお染することもできます

一般的には28万円前後で販売されているようですが、弊店では染屋さんから直接の仕入をしていますので、お求め易い価格になっています
価格189.000円(表地価格180.000円)














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きものサロンまるよ
916-0026 福井県鯖江市本町2丁目1-20
TEL 0778-51-0236 FAX 0778-51-8384
Top▲ | # by maruyo0236 | 2010-08-17 15:40 | 染めの布 おしゃれ用
返し織り夏袋帯


今回は、泰生織物(たいせいおりもの)の夏の袋帯をご紹介いたします

泰生織物は、西陣織物工業組合の証紙番号が一桁の歴史のある機屋さんです
長年培ってきた技術力で、織機物から手織りの逸品まで様々なグレードの帯を織っています
今回の帯は、すくい織りのように緯糸を折り返しながら模様を織り込んでゆく手織りのお品です
地は白のみで、模様部分には様々の幅と色の平金糸(ひらきんし)と、様々の太さと色の撚金糸(よりきんし)が、織り手の自由な感性に委ねられたように複雑に織り込まれています
ざっと数えただけで、8種類の金糸が使われているようです

最上級の平金糸は和紙の上に金箔を張り細く切ったものなのですが、帯が高額になってしまうので現在はほとんど使われることはありません
現在の主流は、銀箔やアルミ蒸着したフィルムを彩色したものを紙に張った平箔糸です
その平金糸をポリエステルやレーヨンの糸に巻きつけたものが撚金糸で、手織りの高額品にもこの糸が使われています
昨年の4月から和装品にも品質表示が義務付けられているのですが、上記の理由で高級礼装用の帯に紙・ポリエステル・レーヨンが何%などの表示があり、金糸を使わない量産廉価版のおしゃれ帯が絹100%の表示になるというように、一般のお客様にはとても分かりづらいのが今の状況です
お求めになる時に、呉服屋さんに一度ご確認いただけたらと思います

今回の帯には、ポリエステルフィルムにアルミを蒸着させて彩色した平箔糸と、それをレーヨン糸に巻きつけたが撚金糸使われています
薄くてしかも丈夫なことと、表裏ともに同じ輝きで織る時に裏返っても良いという利点があります



c0211492_20333167.jpg返し織り夏袋帯(泰生織物)

金銀糸が豪華に織り込まれていて、古典的な蔓草華紋の模様なので、礼装用の袋帯ということになります
しかしながら地が白の単色であることと、金銀糸による模様の構成が複雑で面白みがあることを考えると、今までにはない個性的なおしゃれ感覚も併せ持っているということができます
それがこの帯の不思議な魅力ですね
古典模様のきものはもちろん、モダン感覚のきものにも、すんなりと合わせることができる秀作です
単衣や夏の付け下げ・訪問着に合わせて・・・


















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Top▲ | # by maruyo0236 | 2010-08-13 21:45 |
アップリケのおしゃれ名古屋帯(夢訪庵・枡蔵順彦)

今回は、秋らしい色使いのポップな名古屋帯のご紹介です

この帯も、『夢訪庵』を主宰している枡蔵順彦(ますくらゆきひこ)さんプロデュースのお品です
実は枡蔵さんの奥様がフランス通で、毎年お二人でフランスに行かれて、日本では手に入らない生地を仕入れてこられます
世界の有名デザイナーがオートクチュール作品に使うテキスタイルメーカーの、とても手の込んだ布たちです
この帯のアップリケ部分には、そんな布たちが使われています

枡蔵さんは毎年3月に、世田谷の下用賀にある沼田絵本美術館で個展を開かれています(今年で13回目・昨年は世田谷美術館でした)
私もたまにお手伝いを兼ねて遊びに伺うのですが、この個展のために1年をかけて作りためた紬や帯や小物が数十点発表され、関東をはじめ全国から多くの枡蔵ファンが来場されて枡蔵ワールドをお楽しみになられます
毎月のように京都でお会いして季節の新作を見ているのですが、この個展にしか出されない作品もあり、枡蔵さんの創作意欲に驚いてしまいます
その作風は、メルヘンチックな可愛いもの、ポップでアーティスティックなもの、古典模様、欧風模様をアレンジしたもの、無地感覚で素材感を大切にしたものなど多岐にわたり、豊かな感性をお持ちだということがわかります
加えて、昔からの手織りの機屋というだけではなく、一方で試し機屋として様々な織りの組織を研究・開発してきた歴史を持つ家で培った技術を生かして、手織りの秀作を世に送りだされています
手織りの帯の9割が外国製といわれる現在、とても貴重な存在の手機屋さんです



c0211492_1328865.jpgアップリケのおしゃれ名古屋帯(夢訪庵)

本斜子織りの地に、様々な布を使ったハート模様がアップリケされています
ハートの形も様々で、身に着けて楽しくなるような帯ですね
地色は派手に映ってしまう黒地を避け、チャコールグレー地にまとめてあるので、年代幅も広くお締めいただけると思います
時には古典模様から離れて、ポップでラブリーな女性らしさをお楽しみいただけたらと思います
紬や小紋に合わせて、街着としてお楽しみください
価格189.000円(本体価格180.000円)




















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Top▲ | # by maruyo0236 | 2010-08-12 13:31 |
すくい織り名古屋帯(図案:徳田義三 制作:枡蔵順彦)
京都出張と地元・鯖江の夏祭りなどで、少し夏休みをいただいてしまいました
その間、たくさんのアクセスをいただきありがとうございました
また少しずつ、まるよ好みの新作をご紹介いたしますので、どうぞお楽しみください

6月下旬頃から、春先に発注した秋の新作が順次出来上がってまいりました
今回はその中から、徳田義三さんの図案による手織りの名古屋帯をご紹介いたします

徳田義三さんについては、5月3日のブログに紹介させていただきましたのでご参照ください ・・・・・ 『徳田義三さんのこと』

2005年放送のテレビ朝日の開局45周年記念ドラマ『古都』の衣装を、枡蔵さん夫妻とともに担当提供したことがあります
主役の上戸彩さんと高橋恵子さんの衣装を全てコーディネートしたのですが、そのラストシーンで上戸彩さんに着せた小紋が徳田さんの図案のものでした
上戸彩さん演ずる呉服問屋のひとり娘・千恵子が、生き別れた双子の苗子との再会・別れを経て商家の跡を継ぐと心に決めた朝に、その心情をきもの姿にも表現するというシーンで使いました
黒地の太しぼちりめんに、徳田さんらしい大胆な構図と色使いで欧風唐草が染められた小紋でした
その図案を所有している野口(野口安左衛門)さんの制作で、とても華やかなきものでした



c0211492_202951.jpgすくい織り名古屋帯(図案:徳田義三)

ペルシャ花紋と名づけられた、すくい織りの名古屋帯です
枡蔵順彦さん主宰の『夢訪庵』さんのもので、国内の手織りのお品です
本斜子(ほんななこ)織りの地でありながら、全体に細かな経(たて)よろけ模様が織り込まれ、花の部分はすくい織り、茎と葉の部分は少し透け感のある波織り、花の中心には銀糸の刺繍、という具合に様々な織りの趣向が凝らされています
ペルシャ花紋といっても、シルクロードを経て日本に伝わった文様化された欧風唐草ではなく、いかにも徳田さんらしい野趣あふれるデザインが、お召しになるかたの個性を演出してくれそうですね
お太鼓紋も腹紋もたっぷりと模様があり、すくい織りの帯としては豪華な印象です
色の帯芯を入れることによって、葉と茎の波織り部分にほのかに色を透かして見せることができ、その組合せを考えるのも楽しみのひとつですね
手先を半幅に折らずに、裏生地を当てて8寸幅の通しで開き仕立てにすると、前幅をお好みの幅に調整してお締めいただけるので便利です
紬や小紋などに合わせます








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夏の名古屋帯(織楽浅野)2

前回に引き続き、織楽浅野(しょくらくあさの)さんの夏の名古屋帯をご紹介いたします

織楽浅野さんのホームページはこちら・・・『織楽浅野』


c0211492_15455439.jpg夏の名古屋帯(織楽浅野)2

ごく薄いグレイッシュベージュ地に、格子風の模様が織り込まれています
目に鮮やか過ぎる明度の手前で抑えた、派手過ぎない白茶に仕上がっています
横段に織り込まれた金糸が、控えめながら華やかさを感じさせてくれます
都会のビル街や洋装の人々の中にいても、違和感なく礼装をお楽しみいただける、そんなテイストをもったお品です
前回のお品と同じく、透け感を感じさせない組織で織られています
最近は透け感のある袷用の帯も見かけますから、一年を通してこの帯をお締めになる方がいらっしゃるかもしれませんね
価格102.900円(表地価格98.000円)















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Top▲ | # by maruyo0236 | 2010-07-29 16:29 |
夏の名古屋帯(織楽浅野)1

前回に引き続き、夏の名古屋帯をご紹介いたします

今回は、織楽浅野(しょくらくあさの)さんのお品です
織楽浅野さんは、まるよでもとても人気のある機屋さんのひとつです
シンプル・モダンなきものとのコーディネートには欠かすことのできない、素材感・色使い・控えめでモダンな意匠を兼ね備えています

織楽浅野さんのホームページはこちら・・・『織楽浅野』

織楽浅野さんのリーフレットから、創作コンセプトをご紹介します

   『織を楽しむこころ』
    織楽浅野のもの創りの原点です
    如何に余分なものを取り除き
    そのものの持つ素材感を大切に
    今までの生地の上に盛り沢山に彩られた過飾の織物ではなく
    シンプルでもない
    そこには もうなにも足さない
    なにも引かないという本質があり
    いつまでも持っていたいと
    時をこえる美しさをもとめました

    (中略)

    日本の美の本質である
    陰翳のうつろひ 侘び 寂びを
    ミニマリズムを基調とした
    新しい感性で
    コンテンポラリーな時代と共に
    ステイタスではなく
    日々創造的でありたいと願う
    スタイルの表現です

足し算の華やかさを求めない、引き算の美学ということなのでしょう
秋の新作も入荷中ですので、後々ご紹介させていただきます


c0211492_1920742.jpg夏の名古屋帯(織楽浅野)1

一見透け感がないので、夏の帯には見えないのですが、れっきとした夏の名古屋帯です
細かな2色の菱模様が整然と並べられています
菱の周囲は平金糸で縁取られています
一般的な帯では金糸を使うなら表に織り出して豪華さを出すところですが、織楽さんの帯の多くは金糸での表現を最小に控えて織られています
数ある夏帯の中でも、いかにも織楽さんらしいシンプルで個性的なお品です
夏や単衣の、小紋や色無地などに合わせて・・・
価格102.900円(表地価格98.000円)




















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夏の唐織名古屋帯

今回は、夏の名古屋帯をご紹介いたします

色無地や小紋などに合わせる金銀糸が織り込まれた夏の名古屋帯は、1月2月の京都での夏帯発表会で確保しておかないと、時期に入ると極端に品薄になってしまいます
この時期になると、市場に出回っているものは量産物ばかりで、特に夏の名古屋帯は圧倒的に八寸幅の絽綴れ(中国製)が多いようです
それでは個性が出ないからということで、まるよでは六通の名古屋帯をお薦めしています

今回の名古屋帯は、唐織りの袋帯で有名な藤原さんのお品です
唐織りとは、太目のぬき(横糸)でふっくらとした模様を織り込む技術で、能衣装などに古くから使われてきました
上等のものは手織りになりますが、袋帯に限られるのではないかと思います
今回のお品は織機物(しょっきもの)で、いわゆる機械織りのお品になります


c0211492_1255997.jpg夏の唐織名古屋帯(藤原)

横に絽目の通った白の地に、花菱が織り込まれています
花菱模様は4色の糸で構成されていて、花芯に金糸があしらわれています
夏帯は透け感のあるので、模様から隣の模様に裏のぬき糸が渡っているのが見えてしまうのですが、ひとつの花菱ごとにぬき糸を玉止めしてそれを防いでいます
織機物といえども、とても丁寧に作られているのが分かります
透け感をご確認いただきたくて、画像では下の木目の色が透けていますが、白の帯芯を入れてお仕立ていたしますので、実際には白地の帯に仕上がります
帯によっては、様々な種類の色芯を入れて透けを強調したり、地色を調整したりいたします
それも夏帯でのおしゃれの楽しみのひとつです
派手色を使わない白地の帯ですので、年齢幅も広くお締めいただけると思います
夏や単衣の、小紋や色無地などに合わせます
価格102.900円(表地価格98.000円)









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竺仙浴衣8・(綿絽・注染)


引き続き、竺仙さんの注染の浴衣をご紹介します

注染の説明は、7月17日のブログにご紹介いたしましたのでご参照ください  『竺仙さんの注染』

コーマ生地の説明はこちらを・・・『コーマ生地』


今回は、綿絽の生地を使った注染の浴衣です
竺仙さんの綿絽には、通常のコーマ生地より太目の糸が使われています
また、生地にしゃり感を出すために、ぬき(横糸)には撚りがかけられています
そのことによって、しっかりとした厚みのある、さらりとした感触の生地に仕上げられています

当然のことながらコーマ生地よりも透け感がありますので、
下にお召しになる下着類を吟味して、特に一重になる後姿に充分な透け対策をしてくださいね


c0211492_9171281.jpg竺仙浴衣8・藤(綿絽・注染)

綿絽の生地に、伸びやかに藤の花が染められています
型付けの木枠いっぱいを使った、大きな模様です
花に挿された薄紫色が女性らしさを添えて、大人の一枚といった感じのお品です
浴衣は普通の小紋のきものなどに較べて、大胆な構図や色柄をお楽しみいただけるアイテムです
夏ならではの、思い切ったおしゃれをお楽しみいただけたらと思います
綿絽地
価格26.250円(本体価格25.000円)





















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Top▲ | # by maruyo0236 | 2010-07-25 09:44 | 綿・麻
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