夢訪庵のすくい織り名古屋帯(単衣・夏用)

2月の京都で発注した単衣・夏のきものや帯たちが、少しずつ入荷してまいりました
順次ご紹介してまいりたいと思います

ひと昔前は『6月と9月が単衣のきもの』・『7月8月が絽や紗の夏のきもの』、というのが定説だったのですが、最近では5月の中頃から単衣のきものをお召しになる方が増えてまいりました
ゴールデンウィークに催される野点のお茶会でも、その日の天候によって単衣のきものをお召しの方を見かけることが多くなりました
洋装と同じように、自由にきものをお楽しみいただけたらと思います


今回は、夢訪庵さんの単衣から夏にかけてお締めいただく名古屋帯をご紹介いたします


夢訪庵のすくい織り名古屋帯(単衣・夏用)_c0211492_1973999.jpgすくい織り名古屋帯(単衣・夏用)

白地に向日葵(ひまわり)の花がすくい織りの技法で織り込まれています
夢訪庵さんらしい、元気でさわやかな印象の秀作です
白地部分は約8cmおきに無地と波織りで変化がつけられています
葉や花芯は通常のすくい織りで、花びら部分が透け感のある夏仕立てで織られています
仕上げに京刺繍がほどこされています

透け感があるのは地の波織りと花びらの部分だけなので、通常の夏物より地厚とお考えいただき、5月下旬の単衣の上から9月中旬までお締めいただけると思います

単衣に仕立てられた色無地・小紋・紬と、夏生地の色無地・小紋・紬に合わせます
上級浴衣や麻のきものには、夏の長襦袢を重ねてお締めください

手織りの帯のほとんどが中国製といわれる現在では、貴重な国内手織りのお品です
価格220.500円(本体価格210.000円)








夢訪庵のすくい織り名古屋帯(単衣・夏用)_c0211492_10595312.jpg夢訪庵のすくい織り名古屋帯(単衣・夏用)_c0211492_1059574.jpg




















腹部分の模様です




















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Top▲ | by maruyo0236 | 2010-04-24 11:09 |
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